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逆関数・合成関数
逆関数、合成関数の観点から次の式を説明せよ。 (1) log e^x=x (2) e^(logx)=x やってみました。 (2) y=a^x(-∞<x<∞)とする。 xについて解くとx=loga y (y>0) ここでx,yをいれかえるとy=loga x(x>0) つまり、y=a^x(a>0,a≠1)とy=loga x(a>0,a≠1)は 互いに逆関数の関係にある。 よって、a^(logy)=y(y>0) a=eのとき、e^(logy)=y yにxを代入してe^(logx)=x こんなんでどうでしょうか???それと(1)はどうすれば良いのでしょう?
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関数f(x)の逆関数をf^(-1)(x)と書くことにします. ある関数とその逆関数の合成関数は,定義からxになります.すなわちこれを式で書くと f(f^(-1)(x))=x または,fとf^(-1)を入れ替えて f^(-1)(f(x))=x と表すことができます. eを指数にした指数関数e^xの逆関数は,eを底にした対数関数lox_{e}(x)です. (eを底にした対数関数lox_{e}(x)の逆関数は,eを指数にした指数関数e^xです.) よって,この2つの関数の合成関数 対数関数(指数関数(x))→ log_{e}(e^x) と順番を入れ替えた 指数関数(対数関数(x))→ e^(log_{e}(x)) はともにxになるとわかります.
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- Caper
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ANo.#2 の回答をもう少し丁寧にしてみました。 (1) y = e^x … (i) とおくとき, 自然対数関数の定義より, x = log y … (ii) が成り立つ. ゆえに, (ii) の右辺の y へ (i) の右辺を代入すれば, x = log (e^x) が成り立つ. (2) z = log x … (iii) とおくとき, 自然対数関数の定義より, x = e^z … (iv) が成り立つ. ゆえに, (iv) の右辺の z へ (iii) の右辺を代入すれば, x = e^(log x) が成り立つ.
お礼
ありがとうございました。逆関数・合成関数の観点から、という点がポイントだと思うのですが、そのあたりはどうでしょう・・・。
- Caper
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私が naganotti さん でしたら、答案用紙にこう記します。 (1) y = e^x とおくと, x = log y = log (e^x). (2) y = log x とおくと, x = e^y = e^(log x). (1) (2) とも、右辺の x から左辺を導き出してみました。
お礼
ありがとうございました。とてもよくわかる回答でした。