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大リーグには、なぜ４チームの地区があるの？
大リーグは、ア・リーグ14球団，ナ・リーグ16球団で、 各リーグ３地区ずつに分かれてますよね？ その結果、４球団の地区（ア・リーグ 西地区）と、 ６球団の地区（ナ・リーグ 中地区）という、 素人目に見て違和感を感じる地区が出来ている気がするのですが、 なぜ、このようになったのですか？ 上手に各リーグに球団を振り分けて、地区を分割すれば、 気持ちよく５球団ずつになると思うのですが・・・。 リーグを移ろうって球団はなかったのですか？ 歴史的経緯とか何か理由を知っておられる方がいたら、教えて下さい。
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まず、両リーグがそれぞれ偶数になっているのは、日程の上で 余ってしまって試合ができないチームを作らないためです。 実はわざわざそのために、1998年、ア・リーグ、ナ・リーグ それぞれ１チームずつ増やした時に、それまでア・リーグ所属だった ミルウォーキー・ブリュワースが、ナ・リーグに引越ししています （コミッショナーのバド・セリグが、もともとブリュワースのオーナーだったから）。 大リーグは、以前からシェア拡大のためにチーム数を増やしてきたのですが、 そもそも1993年に増えた２チームが両方ともナ・リーグ所属になったので、 98年の２チームも今度はア・リーグへ行けばよかったのですが、 各チームのフランチャイズ権（なわばり争い）の関係でいろいろもめた結果、 ”暫定的に”現在の様な配分になりました。 当初のもくろみとしては、将来、更にチーム数を増やして、 32～36球団、一地区５～６チームぐらいの切りのいい数にできれば、 という構想だった様ですが、その後、アメリカの景気が悪化してしまい、 今のところ拡張の話しはなかったことに、それどころか、 2002年には、あと少しで経営不振の２チームが消滅するところでした。
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リーグ内の球団数が奇数だと、日程が組みにくくなるからです。 仮に7チームで1つのリーグを組むと、6球団ずつ3連戦を組むと、最低3日間試合のない球団が1つ出ます。2連戦にしても、やはり1球団は2日以上試合なしになってしまいます。 今年の近鉄とオリックスの合併問題で「もう1組の合併」が噂されていたのもそのためです。日程上の都合でそうなったのでしょう。 なお同じリーグの他地区との試合はありますので、地区あたりの球団が奇数でも問題ありません。
補足
ありがとうございます。 たしかに、３日間試合がないというのは困りますね。 ＞地区あたりの球団が奇数でも問題ありません。 奇数でも問題ないのは分かったのですが、その上で、気になることが・・・。ワールドシリーズに出るのに、４チームの中で１位になるのと、５チームの中で１位になるのと、６チームの中で１位になるのには、何となく４チームの中で１位になるのが一番楽なように（楽ってことはないんでしょうけど、条件的に有利なように）見えるのですが、それは問題になったりはしたことないんですか？
- nozomi500
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リーグは偶数でないと、あまったチームが出て日程が非合理的になります。 「地区」は、奇数でもかまわない（順位はつけるがリーグ内では対戦カードを組んでいる） ということです。 （過去質問参照↓）
補足
わざわざありがとうございます。 過去質問を確認して質問したつもりが、過去にあったとは・・・。みなさまのお手をわずらわせてしまい、すいません。m(__)m それでも、快く答えて下さって、感謝しています。なるほどと思いました。
５球団×３地区＝１５球団 各リーグの球団数が１５ずつだと奇数になって 試合を組むのが１チームあまってしまいます。 試合日程を組むのが難しいです。 （理論上は余った同士で交流試合を組むというという 方法もありますが・・・。実際、大リーグは交流試合はありますが時期が固定されています。） なので１４、１６と偶数になるように球団数を振りわけたのです。 以前２８球団だったとき東西２地区制でしたが、 球団拡張で３０球団になったとき、 地域性からリーグを移った球団はあったと思います。
お礼
なるほど。ありがとうございます。 ＞以前２８球団だったとき東西２地区制でしたが・・・ ということは、そのときは、７チーム×東西２地区×２リーグでやってたってことですかね？
補足
丁寧な回答、ありがとうございます。よく分かりました。 ＞当初のもくろみとしては、将来、更にチーム数を増やして、 32～36球団、一地区５～６チームぐらいの切りのいい数にできれば、 という構想だった様ですが・・・ すごいですね。そんなに増やす予定だったとは。驚きました。