- 締切済み
ミトコンドリアのエネルギー源とその消費量
初歩的な質問なのですが、細胞内のエネルギー源であるミトコンドリア自体の活動に必要なエネルギーはどこから来ているのでしょうか?自らのエネルギーも作り出しているのでしょうか? そして、そのミトコンドリア自体のエネルギーの消費量は何kcalなのでしょうか? ミトコンドリア自体もかなりのエネルギーを消費するはずなのに、その源はネットで検索しても見つからなかったので質問させていただきました。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Freeuser
- ベストアンサー率45% (181/399)
mitocさんがどの程度の知識をお持ちか知りませんが・・・、 ミトコンドリアは、ATPというエネルギー物質をたくさん作り出すという小器官です。このエネルギー物質ATPは、細胞内の反応の多くで反応を進めるためのエネルギーとして使われます。それゆえ、細胞が活動できるわけです。 こういった役割のため、ミトコンドリアはエネルギー生産の工場などといわれます。 しかし、ATPを作り出すのはミトコンドリアだけではありません。解糖系をご存知ですか?(知らなかったら調べてください。)ミトコンドリアを持たない原核生物などは、効率は悪いですが、解糖系のみを使ってATPを合成しています。 真核生物(ほとんどがミトコンドリアを持つ)も解糖系を通したエネルギー生産を行いますが、ミトコンドリアが行うエネルギー生産は非常に効率がいいのでそちらばかりに目が行きそうです。しかし、ミトコンドリアのATP合成が酸素を必要とするのに対して解糖系は酸素がいりません。激しい運動をしているときみたいに真核細胞に酸素がいきわたらなくなると、細胞はやむを得ず解糖系のみを使用します。 話がそれた気もしますが、 ミトコンドリアは、自分が作ったATPの一部を自分の活動に割り当てているものだと思います。 ミトコンドリアも自分自身のDNAを持つし、それを複製したり、タンパク質を作ったりしますんでね。ミトコンドリアあたりの消費エネルギーとかはしりませんが。