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肩甲骨が『天使の羽』と言われる由来
カテゴリがあっているのか分かりませんが…… 「肩甲骨は人が空を飛べたころの名残で、『天使の翼』や『天使の羽』という名称で呼ぶ人もいる」 と、とあるところで知ったのですが、これは小説か何かで書かれていたことなのでしょうか? それとも実際に言われていることで、裏づけがあってのことなんでしょうか? 肩甲骨は手(前足)と胴体をつなぐものだと辞書には載っています。どこから空を飛べた名残と言うことが出てきたのでしょう。 知っている方がいれば教えてください。
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回答が遅くなりまして、すみません。takosukeさんが、まだこちらを見ていてくれるといいのですが・・・ 最初、この質問を読んだとき、野田秀樹の芝居で観たような・・・、と思ったので戯曲を読み直したのですが、惜しい、野田作品「舞台星七変化(ストーンヘンジ)」三部作では、肩甲骨は、空飛ぶ骨(コツ)であり、人は空を飛んでいたのではなく、思考(シコウ)から飛行(ヒコウ)する生き物へ変わっていく存在として書かれていたのでした。 で、回答に来れなかったのですが、たまたま他の調べ物をしていて、このことを書いた小説を見つけました。 デイヴィット・アーモンド著・山田順子訳「肩胛骨は翼のなごり」(東京創元社刊行)という本ですが、肩胛骨が何のためにあるか、という主人公の男の子の問いに、母親がこのように答えています。 「肩胛骨は、人間が天使だったときの翼のなごりだといわれている。いつかある日、またここから翼が生えてくるって」 「だって、それ、ただのお話でしょ。ちいちゃい子ども向けのおとぎ噺。そうでしょ?」 「さあね、それはどうかしら?かつて、あたしたちはみんな翼を持っていたのかもしれない。そして、いつかある日、また、翼を持てるかもしれない」 ちなみに、この本は、カーネギー賞、ウィットブレッド賞を受賞した作品なので、児童文学の中では、有名とまでは行かずとも、そこそこ知名度はあるかと思います。 では、これが大元か?といわれるとわからないです。 「だって、それ、ただのお話でしょ。ちいちゃい子ども向けのおとぎ噺。そうでしょ?」 というセリフから、イギリスではよく使われる表現とも受け取れるのですが・・・ また、「肩甲骨 天使の翼」「肩甲骨 天使の羽」という複合キーワードで、検索エンジンGoogleにかけてみてください。 結構、いろいろなサイトがヒットします。 この質問が「生物学」カテゴリでなされたものなら、たわごとだとか、非科学的ともいえるでしょうが、上の検索結果を眺めれば、比喩として、ある程度定着している表現のような気もします。
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- liq
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鳥と人を比較すると、鳥の翼は人で言えば腕です。 確かに「天使」の「羽根」は肩甲骨のあたりに生えているような気がしますので、非科学的ですが、単に形からそういわれることもあるんでしょうね。
- shoow
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人が空を飛べた頃? どこのロマンチストがそんなこと言ってるんでしょうか? 翼を持つ生物と人間では進化のベクトルが違うんだから、人が空を飛んでいたわけがありません。 肩甲骨はただ見た目が翼のようだから、という理由で「天使の翼」などと言われているだけでしょう。 ロマンチストのうわごとだと思っていいです。
お礼
今更でスミマセンが……。 その本の名前は知っていたのですが、そのようなことが書いてあったのですね。 一度その本を読んでみようと思います。