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工務店の見積もりについて

地元工務店での新築を計画しています。 見積もりを取ったところ、グレードの標準仕様が決まっていて、坪当たりの標準単価に坪数をかけたものが本体工事費となり、標準とは違うものにすると、差額を別途料金という形で加算されていく方式になっていました。 (1)このような方式は工務店では一般的なのでしょうか?ハウスメーカーのような感じがします。ただ、標準仕様と価格を比較してもそれほど大きな隔たりはないような設定にはなっています。 (2)工事別に積算したものを提示依頼しても出してはこないような気がします。  この工務店は危険なのでしょうか?

専門家の回答 ( 1 )

回答No.4

見積もりのやり方は、通常は坪単価では出しませんが、(特に工務店の場合) そういうやり方が悪いとは言いません。 住宅を年間20棟以上てがけているようなところは、 標準仕様が社内で決まっていて、 競合に勝つためにも、迅速な見積が出せるシステムになっているのでしょう。 実際、どこでも(ハウスメーカーでも) 原価をはじく作業は必ずやります。 細かい見積もりを出すところでも、 最終的には原価+利益(2~3割でしょうか)をキープし、値引きなどで金額を合わせます。 つまり、施主用の見積もりの形式が違うということです。 はじめに最終図面と細かい仕様書がないと正確な原価もでません。 むしろ、仕様書もないのに見積もりが出てくる方が、 なんとでも業者の方で調整でき、お勧めではないです。 あと、坪単価で決められてしまっていても、総二階であったり、単純な屋根であったりと、 比較的原価が安く済むような場合は、 最終的に値引きで調整してくれると良心的ですね。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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