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トライボロジコア技術

自動車関係の雑誌を読んでいますが、トライボロジコア技術と言うことをお教えて頂きませんか?

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  • Umada
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回答No.2

「トライボロジー(Tribology)」とは摩擦・摩耗・潤滑などについて研究する学問の総体的な名称です。「日本トライボロジー学会」という学会[1]や、月刊トライボロジーという雑誌[2]もあります。「トライボロジーとは何か」は[3,4]も併せてご覧になって下さい。 さて自動車の燃費向上に関しては各社とも不断の改良を行っています。燃費を向上させるためには主に(1)車体そのものを軽量化する (2)エンジンの燃焼効率そのものを上げる (3)燃料供給量を精密に制御する(無駄な燃料消費を削る) (4)摩擦損失を減らす (5)減速時にエネルギー回収を行う などの方法があります。 (3)では電子燃料噴射がほとんどの車に導入され、燃料消費を抑えるとともに排気清浄度の向上も果たしています。(5)はトヨタのプリウスが有名ですね。 トライボロジーは当然ながら(4)の面で燃費向上に貢献するわけです。自動車では無潤滑で使用する部品は少なく、多くは潤滑油が介在する条件で用いられます。より効率的に摩擦や摩耗低減を図るために部品の表面に特殊な加工・処理を施したり、潤滑油の成分・配合を工夫したりといったことが地道に積み重ねられています。一例として[5-8]を挙げておきます。また少々話がそれますが、潤滑油とその添加剤については[9]のページが驚くほど詳しいので、ご興味があればご覧下さい。 詳細はその雑誌を見ないとなんとも申し上げられませんが、「トライボロジーコア技術」の用語は、特定の会社が持つ技術というよりは、今後の摩擦損失低減のために自動車産業全体にとって重要となっていく技術を指して使っているものと考えられます。 [1] 日本トライボロジー学会 http://www.tribology.jp/ [2] 月刊トライボロジー http://www2.odn.ne.jp/tribology/ [3] 月刊トライボロジー「トライボロジーとは」 http://www2.odn.ne.jp/tribology/What's_Tribology.htm [4] 摩擦の世界 -トライボロジーとは- http://www.ise.chuo-u.ac.jp/TISE/kyouyou/4kakuta1996030/ [5] 油の側での工夫の例(新日本石油) http://info.eneos.co.jp/rd/kankyo/e71_rdka_hairyo.html [6] 低摩擦コーティングの例(住友電工) http://www.sei.co.jp/news/press/03/prs307_s.html [7] ピストン表面の加工・低張力ピストンリング(ホンダ) http://www.honda.co.jp/factbook/auto/tech/19990706/005.html [8] ピストン樹脂コート、低張力ピストンリング(トヨタ) http://www.toyota.co.jp/jp/tech/new_cars/passo/mechanism/ [9] エンジン油および添加剤に関しての解説 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/macchann/

  • palmmy
  • ベストアンサー率38% (841/2169)
回答No.1

トライボロジコア技術はどの様な文脈でしょうか? 会社や事業の説明でしょうか? トライボロジコア・技術 ではなく トライボロジ・コア技術 かと思います。 トライボロジーは http://www.chemeng.titech.ac.jp/~mmasuko/Fsemitxt1.html が参考になるかと思います。 コア技術はその会社が持つ、核となる技術だと思います。 http://www.hitachi-ae.com/data/c03_01.html

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