デジタルアニメについてどう思いますか?(技術的です)
最近デジタル技術が普及してきて、作業効率等の都合で製作をデジタルに移行しているアニメ会社が増えてきました。今テレビで見れるアニメはほとんどフルデジタルでしょう。
そこで思ったのですが、デジタルアニメのあの「異常な画面の綺麗さ」をみなさんはどう思われますでしょうか?デジタルならではの表現手法もアリなのですが、それ以上に僕はデジタルの弱点によく気付きます。見ていて違和感を感じるのです。
例えば、キャラクターなどは色をベタで塗りつぶされています。アナログの手法でもかなり均一な色の出るインクが使われていますが、アナログである以上、塗りの段階や撮影の段階で「完全に均一な色」にはなっていません。均一に塗られているはずの色紙をスキャナで取り込んでみても完全な単色ではなく、本当に細かくRGBの数値がピクセルごとに違うのと同じ理由ですね。ところがデジタルだと「完璧」な単色になりますよね。この「妙な」完全性に違和感を感じています。
あとは線が硬いだとか、要は「機械的」な印象を受ける要素が多いと思うんです、今のデジタルアニメは。個人的にヒドイと思ったのは細かいハイライトの表現です。ペンタブレットを使った事のある方なら分かって頂けると思うのですが、線の入りから抜きまで「完全に」均一、それも端が丸いんです。残念なことに、意識して見ればそういう妙な画は数多く見つかりますし、画集などで静止画を見せられるとがっかりすることもよくありました。
字数制限になりそうなので質問はそろそろ締めます。
他に書きたい事が浮かんだら、回答にお礼もしくは補足として書きます。
全体的に批判的な内容になりましたが、僕は今の機械的な印象を与える多くの作品はあまり好きになれません。その点みなさまはいかがでしょうか?ご意見をお聞かせください。
ちなみに当方、技術的な知識は多少ありますがアニメはほとんど知りません。