- ベストアンサー
野手選択(フィルダースチョイス)について
たとえば最終回裏の攻撃、スコアは同点、無死あるいは一死で走者三塁、この走者がホームインすればサヨナラです。打者が内野ゴロを打ちました。野手はもちろんバックホーム、しかし三塁ランナーはスタートよくホームイン。タイミング的には一塁に投げれば楽々アウトですが、野手に一塁に投げる選択肢はありません。それでもこの場合の記録は野手選択でしょうか? それとも、野球でいう「野手選択」は野手の判断ミスをいうのだとしたら一塁に投げる選択肢はないので記録は安打になるのですか? もう一つ「野手選択」について質問です。 投手の自責点のことですが、投手の責任として安打・犠打・暴投・ボークなどは理解できますが、ただ一つ「野手選択」が計算の要素として含まれていることがどうしても納得できません。その理由もあわせてお教えください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
1番さんには申し訳ないことながら、 最初のご質問は2番さんの方の回答が正解です。 ちなみに、この内容は日本のルール委員会も悩み 米国まで問い合わせたというエピソードが残っています。 米国からの回答は「安打」です。 理由はあなたがおっしゃるように「選択肢がないから」です。 2番目のご質問は「野球は判断上の誤りを ミスとは考えないゲームだから」ということで 納得するしかないように私には思えます。 例えば公認野球規則10.13にはこういう規定があります。 ---------------------------------------------- 頭脳的誤り、または判断の誤りは、失策と記録しない(後略) ---------------------------------------------- この大原則のもとで、野手選択を見た場合どうなりますか? 明らかに「判断の誤り」ですよね? それを自責点要素に入れてしまえば、 上記規則との整合性が失われませんか? ではなぜ、判断の誤りはミスにならないのか? これはもう、規則を作った人に聞かなければ 分からないことではないでしょうか? ただ、記録というのはあらゆる複雑な出来事を 類型化・単純化するものですので 微妙な要素をできる限り取り除き、スッキリさせたかった のではないかとは推測しています。 もちろん、別の意図があるのかもしれません。
その他の回答 (3)
3番に追加。 後の方の質問についてですが、 「野手を迷わせるような状況をつくった投手が悪い」と いうようなことなのかもしれませんね。 |もちろん投手の責任で出したわけではない |場合もありますが、それを考慮し始めると |とんでもなく複雑になってしまう。 走者がいなければ野手選択や判断上の誤りは 起こりえないわけですから あまり多くを野手に期待するな、ということかも。 野手の方が被害者だって発想があったりして。 ともかくも、想像するしか答えが出ない問題でしょう。
お礼
わかりやすいように極端な例ですが 無死(あるいは一死)で最初のランナーが失策で出てそのあと野手選択が4つ続けばどうなりますか? 自責点が記録されます。決して投手が野手を迷わせるような状況をつくるケースばかりではないようです。 野手選択を失策と同様自責点の要素からはずせばそんなに複雑にはならないと思いますが・・・。 要するに自分は野手選択が自責点算出の要素である理由が知りたいだけです。
サヨナラのときはぼてぼての内野ゴロであっても 「サヨナラ安打」になります。 同様な打球でも、サヨナラ以外のときは 野手選択です。
お礼
回答ありがとうございました。 そうなんですか?サヨナラの時だけの特別な解釈があるとは知りませんでした。 そういえばサヨナラ内野安打はあってもサヨナラ野手選択っていまだかつて聞いたことないですね。 そんなときってほとんどの人は一塁のほうなんて見てませんし、ましてや一塁投げればアウトだろうって思う人もいませんから~~公式記録員もおそらくおなじでしょう。安打にしておけば間違いないことですね。
- o24hi
- ベストアンサー率36% (2961/8168)
こんにちは。 野手選択(フィールダーズチョイス)は、ご存知のようにフェアゴロを扱った野手が一塁に投げる代わりに先行走者を アウトにしようとする行為を指します。 内野ゴロで一塁走者を二塁で封殺する行為も野手選択です。 (1) 広義の野手選択 先行走者がアウトになったかどうかにかかわらず、この送球行為を選択したことに 対して「野手選択」を使います。記録上の用語としてはこちらの意味になります。 打者走者は一塁へ達したのは野手選択による、という扱いになります。 また他の走者をアウトにしようとする送球の間の進塁も、 野手選択の間の進塁として扱います。 (2) 狭義の野手選択 一塁に投げていればアウトを取れたのに、先の塁に投げたが 間に合わず、走者を全て生かしてしまったような場合に使います (球場で Fc などの判定マークが出るのはこのような場合です)。 これは野手の判断ミスですが、記録上はエラーではありません。 それではヒットになるのかというと、「公認野球規則10・06」に「次の場合には安打を記録しない。 (d)打者が一塁でアウトになるだろうと記録員が判断したとき,打球を扱った野手が先行走者をアウトにしようとして行った送球または触球行為などが不成功に終わった場合。」とありますので、ヒットにはなりませんね。 ということで、狭義の野手選択になるんじゃないでしょうか(多分)。 「野手選択」は一見野手のエラーに思われがちですが、打者の記録に関しては、野手選択で一塁に生きても打数が増えるだけです。出塁の扱いにはなりません。記録としては通常の内野ゴロと同じです。ですから、「野手選択」があっても自責点になります。
お礼
回答ありがとうございました。 質問の場合、野手には本塁に投げる以外選択肢はないんですから絶対に判断ミスとは云えません。そして おっしゃるように安打でもないとすると・・・? 狭義の野手選択といわれても・・・? 打者から見れば野手選択があっても通常の内野ゴロと同じ~これはしょうがないでしょう。 ~けど投手から見れば通常の内野ゴロで打ち取ったはずの走者がその後生還すれば自責点とは? なんと安打を打たれた場合とまったく変わりがない、これでは投手がかわいそうです。 昔こんなこと聞いたことがあります~「自責点・防御率で疑義のある場合は投手に不利にならないように考慮する」なんて・・・。 どなたか聞いたことありますか~~?
お礼
回答ありがとうございました。 主観の相違かもしれませんが自分は現状の自責点の計算要素に野手選択が入っていることが投手の立場から見てどうも納得できないのでその理由が知りたいのです。 野手選択や失策の定義を変えろとは云ってません。失策と同じように自責点の計算要素から野手選択を外せばすむように思えますが・・・。投手の責任とも思える投手自身の失策ですら外しているのですか・・・。