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交換機の電源について

電話交換機の電源はなぜ「DC-48V」なのでしょうか。また、同じ電源で複数の通話をまかなっていてなぜ混信しないのでしょうか。

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noname#8330
noname#8330
回答No.1

48Vの理由は色々説があるけど、-電位なのは電話線の腐食防止のためです。 +電位だと空気中の酸素、水素などと結合して酸化が進行します。計算が面倒なので大嘘で大きい数字を書きますが+1Vもあれば酸化は進行します。しかし電話では長距離の伝送が必要なため、1V以下なんてのは不可能です。そこで-電位になったって話は聞きました。 クロストークは微妙には存在するのではないでしょうか?現行の交換機は非常に優れたものであるために最近はクロストークなどは殆ど発生しませんが、クロスバースイッチ時代の初期なんかでリレーの性能の低いころなんかは発生する可能性もそれなりにあったと思います。 現在はテレコムリレーも優秀ですし、やる気になればアイソレーションを上げる事は難しくない事です。 ただ、日本の電話は正直、過剰なくらいの性能を誇ります。D60やD70交換機は芸術品ともいえます。

yu-zi
質問者

お礼

お礼が遅くなりすいません、もっとも参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

・鉛蓄電池(12[V])を直列に4つ繋ぐだけで容易に実現できる。 ・12[V]では必要な電流を供給するのに電流値が大きくなってしまう。 ・あまり電圧を高くしてしまうと保守上の危険が高くなる。(感電など・・) などが理由で48[V]が採用されたのではないでしょうか?あまり自信はないです。

yu-zi
質問者

お礼

お礼が遅くなってすいません、大変参考になりました。ありがとうございました。

回答No.2

DC-48[V]については腐食防止という風に説明を受けた覚えがあります。 混信については現在は全てデジタル交換機ですし伝送路もデジタル多重ですので交換機側ではまずありえないと思います。(システム上の不具合が発生したときは別かも知れませんが。)あるとしたら局舎から各家庭までの電話線でしたらアナログ回線だと誘導電流で隣の回線と混信する可能性はあるかも知れませんね。 >同じ電源で複数の通話をまかなっていてなぜ混信しないのでしょうか。 というのは加入者交換機は見たことありませんので不正確かも知れませんがあくまで交換機に電力供給している部分が-48Vで共有ですが各家庭向けに回線を出している装置部分は回線ごとに個別に分かれていると思うので電源が共用だからといって混信することはないと思いますよ。

yu-zi
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。大変に参考になりました。

yu-zi
質問者

補足

48Vという中途半端な電圧はどこから来ているのでしょうか。

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