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岩館真理子「白いサテンのリボン」
藤子と酒屋でバイトする誘拐犯は、どうやって夫婦関係に陥ったんですか? 藤子は美人ですが、性格不細工だったし・・・ 妹の波子も美人ですが、性格不細工なため、ラスト見る限り、嫁に行けず、生涯親元で母と二人暮しだった様に見えたんですが・・・ 貴女の解釈、聞かせて下さい。
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noname#9189
回答No.1
こんばんは。 すみません。アリスに引き続き、またまたお邪魔します。 藤子と父親(誘拐犯)は大恋愛だったと藤子の娘が言ってますね。 でもどんな恋愛だったのかは想像するしかないと思います。きっと最初は誘拐だったのだけど、結果的に運命の出会いだったのでしょう。子供もたくさん作ったようだし。(写真立てに子供達にかこまれたショットがありました。) 藤子の誘拐に手を貸しそれきり戻ってこなくて、波子にしてみればものすごい罪悪感にかられ、二度と心休まることはなかったでしょう。 でも一方藤子は実はちゃっかり幸せに生きて、穏やかに死んでいった。 ここらへん、岩館さんのシニカルな味が出てますね。 姉妹とも性格悪いというより、両親の離婚により幸せな家庭に恵まれなかった故ゆがんでしまったのかなと思いました。両親の身勝手の犠牲というか。 特に波子は運命の出会いもなく、藤子やおばあさんのことを気に病みながら年を取ってしまったようで、悲劇だと思いました。 きっとあのきついお母さんと依存し合いながら生きていったのでしょうね。 ずっと白いドレス(天使のように無垢で幸せな少女)にあこがれながら。 p.s. キララじゃなくてよかったです、 今読み返しているのですが、3巻目をまだ入手してなくて手元にないんです。 連載時に読んだけど、さすがに細部は覚えてないし。 早く続きが読みたいです。
お礼
深い考察に大変感謝しております・・・ 誘拐犯の妹さんが犠牲になった事が許せません。この点除けば、主人公って割りかし真面目な方だったんでしょうかね・・・ どうして岩館さんって、ラストに主人公を不幸にして後味が悪いマンガばっか描くんでしょうかね・・・ キララはなんか、おっさんが嫌いで、熟読出来ませんね・・・姉妹を穴姉妹にするおっさんのお話で、なんだかなあ・・・岩館さんの性癖なんでしょうか? 漫画界の内館が岩館で、ドラマ界の岩館が内館で・・・ 内館さんも両親は東北地方出身だった様な・・・なんか、東北女性が恐いっていうか、嫌いになりそう・・・ こんな私は、「まるでシャボン玉」が一番好きな作品です。でも肝心な岩館さんは、この作品をまったく無視扱いしてて嫌です・・・傷付いちゃう。 せっちゃんと草子の区別が連載スタ~トして終了してぶ~けに一括掲載されるまで、全然気付かず、話自体が全然判らなかった、珍しい体験したマンガでした・・・せっちゃん派です。
補足
読書やマンガ作品に対して、解説(考察)HP開設された暁には、是非、URL教えて下さいね・・・ ネッツで考察美女に会えるとうれしくって・・・ うれしくって、お返事が遅くなりごめんなさい・・・ 20P級レス頂いた時って、文章力に自信がないため、御礼伝え切れる自信がなくって、遅くなってしまいます・・・汗