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統計的に独立とは?
初級のテキストの中で「確率変数XとYは統計的に独立」と書いてありますが、具体的にはどのようなことをさすのでしょうか? 独立と独立でない例を具体的に教えてくださいませんでしょうか?
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Xの結果にかかわらず、Yの確率が変わらない事を統計学的に独立といいます。 [独立の例] サイコロを2回ふって、1回目に1が出る確率をX、2回目に1が出る確率をYとする。 1回目に1が出ようが、6が出ようが、2回目に1が出る確率は変わらない。 [独立でない例] トランプを続けて2枚引いて、1枚目にAが出る確率をX、2枚目にAが出る確率をYとする。 1枚目にAが出れば、2枚目にAが出る確率は当然低くなる。このように、Xの結果によってYの確率が変わる場合は独立でない。
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- keyguy
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(X,Y)の密度関数をp(x,y)とし q(x)=∫(-∞<y<∞)・dy・p(x,y) r(y)=∫(-∞<x<∞)・dx・p(x,y) としたときに p(x,y)=q(x)・r(y) であることです つまりp(x,y)が変数分離可能ということです p(x,y)の値をz軸に取ったときのグラフを想定すればイメージが具体化します いろいろな位置でx軸方向に切ったグラフの断面 いろいろな位置でy軸方向に切ったグラフの断面 の形を頭に描いてください
- elmclose
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具体例で、 1000人の集団を想定します。 このうち、男性は700人、女性は300人です。 確率変数X:男性である確率は、700/1000で、70%です。 1000人のうち、洋楽好きが600人、邦楽好きが400人、重複はなかったとします。 確率変数Y1:洋楽好きである確率は、600/1000で、60%です。 また、男性のうち、洋楽好きが420人、邦楽好きが280人です。 確率変数Y1M:男性が洋楽好きである確率は、420/700で、60%です。 また、女性のうち、洋楽好きが180人、邦楽好きが120人です。 確率変数Y1F:女性が洋楽好きである確率は、180/300で、60%です。 1000人のうち、化粧品のCMに興味のある人が340人、ない人が660人、重複はなかったとします。 確率変数Y2:興味ありの確率は、340/1000で、34%です。 男性のうち、興味ありが70人、興味なしが630人。 確率変数Y2M:男性が興味ありの確率は、10%。 女性のうち、興味ありが270人、興味なしが30人。 確率変数Y2F:女性が興味ありの確率は、90%。 上記の例で、XとY1とは、統計的に独立です。 男性であろうと女性であろうと、洋楽好きの確率に影響しないからです。 逆に、XとY2とは、非独立(従属)です。 男性であることあるいは女性であることに、興味ありの確率が従属しているからです。 わからなければ、さらに聞いてください。
- graduate_student
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参考にしてください.