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製薬会社,臨床開発職と研究職どちらがいい?
現在農学系の大学院に通う修士1年女子です。10月に入り,製薬会社のエントリーが始まりましたが,ここに来て職種で迷い始めています。 黙々と作業したり,常に新たな方法やものを考え出すよりは,人と関わり,なおかつ修士まで出た知識を生かせる仕事に就きたい,でも営業は嫌と思っていたところ,臨床開発という仕事を知りました。 これだ!と思い,目指してきましたが,先日三共の研究職の方が会社説明に来られ,そこで研究職が思ったよりもルーチンな仕事が多いことを知りました。それならば自分にもできるかもしれない,しかもこれから先結婚して子供ができたときに,研究職の方が残業,出張が少なく,育児と両立がしやすいかなと思いました。しかも研究職の方が採用人数が多いところもあるようです。(例えば三共)質問内容が漠然としていますが,両者の良い点,悪い点などを教えて頂けるとうれしいです。 研究職または臨床開発職に就かれておられる方,製薬系に詳しい方,ご助言お願いします!!
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三共の内部がどうなっているかわかりませんが、製薬の研究部門には長いことおりましたので、その観点から。 製薬会社の研究部門は一般的に言って、二種に分かれます。創薬と開発です。前者は、新規薬剤になりそうなものを探索する (出処は様々ですが) ことが目的で、これは所謂研究的な部分がかなりを占めます。一方開発とは、新規薬剤として世に出すには、日本では厚生労働省の医薬品製造・輸入許可を取らねばならず、このために様々な試験を行ない、結果を解析しなければなりません。何を行なうかは 「医薬品製造指針」 に規定されています。この中には、薬そのもの (本来の薬効成分)、剤型 (錠剤とか) から始まり、各種動物実験、ヒト試験に至るまでのものが含まれています。臨床開発はこのヒト試験にかかわる分野ですが、その際にも開発研究職は絡んできます。 「研究職が思ったよりもルーチンな仕事が多いこと」 がどう意味なのか良くわかりませんが、試験として行なう作業そのものは、それぞれの薬剤により特異的にはなりますが、基本的に調べる項目は定まっています。その意味ではルーチンと言えるかもしれませんが、実際の解析はかなり研究的な要素が多く、文献もかなりの数を読みこなさないことには仕事になりません。その意味では 「新たな方法やものを考え出す」 ことの方が比重が高い、ことは確かです。しかし、実際には 「黙々と作業」 することも必要で、これに特化すれば仕事は殆どルーチンワークになります。 臨床試験に絡んだときは、臨床開発の人間とも仕事はしましたが、分野的には異なるとの認識を持っています。「研究職の方が残業,出張が少なく,育児と両立がしやすいかな」 ということはまずありません。単なる助手であればそうでしょうが、一人前の開発研究職であれば、時間はかなり厳しいと考えてください。また、そうでなければまっとうな仕事はできません。 ちょっと厳しい言い方になってしまいましたが、実情は会社ごとに異なるでしょうが、研究職がしっかりしていないと、薬害を防ぐことはできません。個人的には、ちょっと見方が甘いかな、と感じました。
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- ats_ats
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こんにちは、 臨床開発部についてですが、要は治験をお願いしに行ってそのデータを厚労省に提出するまでのお仕事になります。 人と人とのつながりのある職種ですので、営業職ほどではないですが、接待などもありますよ。 今まではどちらかというと、大学病院の教授・助教授クラスのDr.との交渉が中心でした。 学会への同行もあります。地方の大学へ毎週出張することもあります。営業と一緒に(同行)出先の病院のDr.のところへも行きます。 相手こそ狭い範囲になりますが、やることは営業職に近いことも多いですね。 ただし、一般的には営業(MR)ほどは大変ではない。というのが一般的な評価だと思います。 研究職のほうは聞いたとおりですね(^^ (あまり詳しくはありません) どちらがいいかはあなたの特性もあることなので、一概には言えません。 個人的には、対人業務は経験していて損はないと思っていますので、臨床開発部やMRがお勧めですね。(あくまでも医薬品業界に限定すればですが・・・)
お礼
ありがとうございました!!!
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