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(遺伝)表現型の比が表すものとは…(大学受験)

生物の遺伝を勉強していますがわからない問題があります。どなたかおわかりになる方がいらっしゃれば教えていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。 遺伝の問題で、例えば エンドウの種子の形が丸形の遺伝子(R)、しわ形の遺伝子(r)としたとき、 RRとrrをかけあわせると、雑種第1代は、Rrのみ,雑種第2代は、RR:Rr:rr=1:2:1 表現型では、丸形:しわ形=3:1となります。 この表現型の意味がよくわからないのですが、 (1)たとえば、全部で100回試行したら、75回は一つの茎(この表現が正しいかわかりません、一つの根といった方がいいのでしょうか?)からはその茎からはまるのみ、25回はその茎からはしわのみの雑種ができるということなのでしょうか? (2)それとも、ひとつの茎に100個まめができたら、そのうち75個がまる、25個がしわということなのでしょうか? どうも、テキストを読んでいると(2)のような気がするのですが、(2)だとひとつの茎にまるとしわの二種類のまめができるとすると、ちょっと奇妙な感じがしました。 たとえば、2遺伝子雑種の補足遺伝子が関係しているスイートピーの花色の問題では、雑種第2代で、紫:白=9:7になりますが、これは(2)だとするとひとつの茎に二種類の色違いの花が咲くということなのでしょうか? 私の勉強不足なのですが質問する人がいないため、困っています。どなたかご存知の方がいらっしゃれば、教えていただきたいと思います。また説明不足の点があれば補足させていただきますので宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • wacky2
  • ベストアンサー率55% (26/47)
回答No.5

 植物の交雑結果は,胚乳と子に現れます。マメ科植物の果実について考えたとき,さやと種皮は,めしべの細胞(母親の細胞)に由来し,子の細胞ではないので,一つの植物体につくさやと種皮は一種類だけです。花の色も一種類です。しかし,子葉は子の体なので,丸としわが一つのさやに入っていてもおかしくありません。ヒトの双子の血液型が違っていてもおかしくないのと同じです。  ちなみに,エンドウやスイートピーなどのマメ科植物の種子は,胚乳が退化し栄養が子葉に貯えられる無胚乳種子なので,胚乳の形質を考えることはありません。

goodo
質問者

お礼

wacky2さま、ご回答いただきありがとうございました。 ご回答を読ませていただいて、自分がなにが理解できていなかったのかがわかりました。私は、ひとつの植物体にできるのは、母親か子供からのどちらかの形質だと思っていたのですが、部位によって、親か子の形質のどちらかがでるかは違うのですね。そこをもう一度復習しなおしたいと思います。大変参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#29428
noname#29428
回答No.4

エンドウ豆の子葉の色・形がすぐに現れるだけで,他の形質は当然翌年播いて見ないとわかりません。ですから(1)です。

goodo
質問者

お礼

suiranさま、再度のご回答ありがとうございました。♯5の方のご説明と一緒に読ませていただきました。形質によって、でる世代が違うのですね。大変参考になりました。ありがとうございました。

回答No.3

#1です。すみません。 #2さんのとおり、まめについては(2)ですね。 スイートピーについては(1)です。 どんな種が出来るかが問題なので。

goodo
質問者

お礼

Josquinさま、たびたび御回答いただきありがとうございました。 豆に関しては、(2)だということですね。よくわかりました。ありがとうございます。 一方スイートピーの花色については(1)だということですか?♯2さんの回答を読ませていただくと、豆もスイートピーもどちらも、(2)だというように読めるのですが…。 もう一度テキストを見直したいと思います。ありがとうございました。

noname#29428
noname#29428
回答No.2

正解は(2)です。 遺伝は,次代に現れる形質を問題にします。ご質問のエンドウ豆の「丸・しわ」や「黄色・緑」は子葉の形質です。子葉とは卵が発生したものです。子葉の形質とは次代の形質,つまり子の形質になります。ですから一本の豆の木に3:1の割合で現れます。 他方,他の形質は翌年播いてみないとわかりません。ですから,遺伝では丸としわ,黄色と緑が良く取り上げられますが,1シーズンで結果がわかるためです。 種皮・子葉等の植物の発生を勉強し直してみてください。参考になりましたなら…

goodo
質問者

お礼

suiranさま、さっそく御回答いただきありがとうございました。テキストと共に、読ませていただきました。 色に関しては、イラストにはいつも豆の中に色が書いてあるので、豆の色かと思っていましたが、テキストを読み直すと、ちゃんと子葉の色と書いてありました。もう一度、発生の分野を勉強しなおしたいと思います。 今回の分離比に関しては、一本の豆の木の中に別々の形質のものができるということですね。よくわかりました。 そうしますと、もう一つのスイートピーの花色に関しても同様に、(質問内にかかせていただいた条件で)F2が紫:白=9:7というのは、ひとつの木にこの割合で違う色の花をつける、という解釈でよろしいでしょうか。 繰り返し質問で申し訳ないのですが、♯3の方がスイートピーに関しては(1)と書いておられるので、気になってしまいました。よろしくお願いいたします。

回答No.1

(1)の意味です。 別々の個体にどのような性質が現れるか、ということです。

goodo
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。

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