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遺伝子の問題について

この問題を教えてください。 2対の対立遺伝子があり、AとB(aとb)が連鎖している。AとBがそれぞれ優性遺伝子であり、両親の遺伝子型がAABB、aabbのとき、雑種第一代(F1)同士を交雑したときの雑種第二代(F2) の表現型の分離比[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]はどのようになるか。ただし、表現型として発現しない場合は、0とする。

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  • kagakusuki
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回答No.1

 子の遺伝子は、両親の遺伝子を半分ずつ受け継ぐ訳ですから、雑種第一代(F1)の遺伝子型は、AABBの親からAB、aabbの親からabを受け継いで、全てAaBbという遺伝子型になります。  雑種第二代(F2)の遺伝子型は、雑種第一代(F1)の両親から遺伝子を半分ずつ受け継ぐのですから、それぞれの片親から受け継ぐ遺伝子は、 ABを受け継ぐ場合、 Abを受け継ぐ場合、 aBを受け継ぐ場合、 abを受け継ぐ場合、 の4通りが考えられます。  従って、この4通りの遺伝子同士を、2つ組み合わせると、    AB  Ab  aB  ab AB AABB AAbB aABB AaBb Ab AABb AAbb aABb aAbb aB AaBB AabB aaBB aabB ab AaBb Aabb aaBb aabb という、組合せになります。  各組合せが生じる確率は、どの組合せも等しくなりますから、各遺伝子型の比率は、AABB:AABb:AAbb:AaBB:AaBb:Aabb:aaBB:aaBb:aabb=1:2:1:2:4:2:1:2:1になります。  そして、これらの遺伝子型の中で、 表現型が[AB]となる遺伝子型と、その遺伝子型が現れる割合は AABB×1/16,AABb×2/16,AaBB×2/16,AaBb×4/16 表現型が[Ab]となる遺伝子型と、その遺伝子型が現れる割合は AAbb×1/16,Aabb×2/16 表現型が[aB]となる遺伝子型と、その遺伝子型が現れる割合は aaBB×1/16,aaBb×2/16 表現型が[ab]となる遺伝子型と、その遺伝子型が現れる割合は aabb×1/16  従って、第一代(F1)同士を交雑したときの雑種第二代(F2) の表現型の分離比は [AB]:[Ab]:[aB]:[ab]=9:3:3:1 になります。

saki0412
質問者

お礼

詳しく解説ありがとうございました。

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