芋は３ヶ月で５倍に増えるのに食糧高騰

質問

芋を１個埋めて３ヶ月経ったら５個くらい採れたのですが、なぜ食糧が値上がりするのでしょうか？みんな農家やりたくないから？会社組織でやってくれればいいのにと思いますが
参考
https://youtu.be/UkqvpJu0zf8?si=sYTt7pRmxeHF4bM5

回答No.5

FattyBear

農作物は必ずしも植え付けた物以上の収量が得られるわけではありません。天候不順で収量が少なかったり、病害虫のため全滅して収穫できな
かったりする可能性が多々あります。作物がたくさん収穫できなければ
品薄で価格が上がるのは当然です。大規模な組織での生産でもそのリスクゼロは不可能です。最近の植物工場の様に天候に左右されない栽培
方法でも投資に見合った収量と生産価格が保たれれば継続した生産も
可能ですが必ずしも成功しない現状があります。
生産設備費用が高額で出来た作物の売価が低くて採算がとれないとか
生産設備費用を補填するために、できた作物の価格を高額にしたら
だれもその作物を買いません。

回答No.4

nagata2017

米価については　流通の中間にいる人達が陰謀を企てたと言ってもいいかもしれません。
米価の推移
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E4%BE%A1%E3%81%AE%E5%A4%89%E9%81%B7
このページに過去からの米価推移が出ています。
下のほうにいくと　1990年からの推移が掲載されています。
1993年（平成5年） 23,607円(60kg)
ここがピークで下がり始めています。
2010年（平成22年） 12,711円(60kg)
そして直近では
2023年産米　15,314円（前年比+1,470円）
2024年産米（8月）1万6,133円（前年同月比+17%）
2024年産米（11月）2万3,961円（玄米60kgあたり）
去年の値段が不自然な動きをしています。

その一方で　収穫量のほうを見てみると
2024年産のコメの収穫量は、2023年産と比べて3.4%増の683万3000トンと見込まれており、6年ぶりのプラスが見込まれています。
収穫量が増えているのに　値段は大幅アップです。
去年の夏に　今年の夏は酷暑になるので米は不作が予想される　という根拠のないことを言い始めた人がいました。
そして問屋が出し惜しみをしたので　店頭の棚が空っぽになるという現象が起きたのです。
結果を見れば明らかなように　米不足など起きていないのです。
米業者の陰謀が成功したということですね。
しかし　米問屋が一致団結してこんなことができるのだろうかという疑問もあります。
その裏には政治家　官僚が関わっていた　という疑念も感じますね。

回答No.3

ts0472

連作障害という問題もあるので作量に限りがあります　土の栄養が無くなってくる

知人の実家でサツマイモを作ってましたが　年に１度の収穫　他の時期は休ませたり他の作物を植えたりしてました

化学肥料を使えば土壌改良できるのかも知れませんが　肥料も高くなってるみたいです

回答No.2

マサ（@masa-u）

豊作で収穫量が多く、芋や穀物の価格が下がってもそれ以上に輸送にかかるコストの高騰や人件費の高騰があったら値上がりしますよ。
　確か少し前にアルバイトの時給が上がったり、最低賃金の値上げで人件費が上がる事をニュースでしていましたし、トラックの燃料となるガソリンや軽油の値段も上がってきているので製品の低価格化をしても「人件費や輸送費の関係で安くできない」という状況だったりします。

回答No.1

Natt

まず、芋ですが5倍程度採れるというのは、作物の中ではそこまで『割』の良いものとは言えませんよ。
割の良いとなると、やはり穀物ですね。
小麦はだいたい収穫倍率20倍といわれています。
中世は3～4倍だったそうですが、今は化学肥料などの恩恵もあり、1粒から20粒程度の収穫が見込めます。
米などは400倍にもなるといわれていますよ。

ただ、それだけ多くのものを収穫するには、それなりの手間暇がかかり、費用が掛かってしまいます。
ちなみにうちの近所では、家庭菜園でサツマイモを育てる人も多いのですが、経費面から計算してみましょう。
サツマイモの直植えは一般的ではなく、基本は苗を購入します。
（スーパーで購入したサツマイモはウィルス性の病気に感染しているものもあり、一度病気になった芋が植えられた畑は数年以上使えなくなるので、農家は基本的にウィルスフリーの苗を買ってきて育てます）
20本で1500円くらいがうちの近所の相場ですね。
これを植えるために、耕運機などをかけ、機械を動かすにはガソリンがかかります。
さらにサツマイモを育てる期間は5月～10月、100～120日かかります。
その間、かなりの面積を占有することになります。
うちの近所の貸農園などは、月5000円くらいが相場ですが、サツマイモ20本も植えると半分くらいふさがってしまいます。
土地代だけで5000円×5カ月＝2万5000円かかってしまいますね。

芋苗1本から6個収穫できたとして、20本の苗を植えて収穫は120個。
つまり貸農園の家庭菜園レベルだと、土地代だけで200円以上のコストがかかっている計算になってしまいます。

農家の場合、これを大規模にやる事によって、コストを下げ、自分たちの土地で作るため、こちらのコストも下げています。
それでも税金だの、大規模にやるための機械化だので、大きな金が出ていきます。
農家の場合、10aでサツマイモを栽培した場合、約15万円の売上となります。
ここから土地の税金、販売に係る税金、機械代などがさっぴかれていくので、もうけはほとんど出ません。

つまり農家は非常に儲かりにくい仕事になってしまっているのです。
だからこそ他で仕事を探し、農家を離れる人も多いのです。
一時期、会社組織で挑戦するところも出たりしていましたが、結局は撤退したり、一部の作物だけにとどまっているのはそのためです。