- ベストアンサー
桜梅桃李の語源を教えてください。
仏教では、個々の当体を改めず、最高の個として成長する様を「桜梅桃李」といいます。 桜は桜、梅は梅という事です。 この「桜梅桃李」の語源を調べていますが、 仏教が創造した言葉とは思えないのです。 どちらかというと中国詩からのような気がします。 どなたがお分かりになったらご教示下さい。。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「日蓮大聖人御書」にある「桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見す」という言葉が、語源とされているようですが、 「桜梅桃李」という単語は、日蓮から遡ること百年、「極楽の荘厳を観ずとも、桜梅桃李の花果程も、観じあらわさん事かたかるべし。」(『法然上人行状絵図』巻第二十一『つねに仰せられける御詞』)という文に見ることができます。 漢詩が語源ではないかという説ですが、これというものは見つかりませんでした。確かに桜梅とか桃李とかの言葉は散見されますが、果たして関連性があるかどうかは確証持てません。
お礼
ご解答誠にありがとうございました。 国外に出張が入っておりまして、御礼メッセージが遅くなってしまって恐縮でございます。 上記ご解答、本当に為になりました。心から御礼申し上げます。