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聲の形
聲の形の44話で暴力のシーンですごく見てるだけで辛いのですが、植野はいいことをしてるのでしょうか?それともムカついてただ暴力をふるってるだけですか?
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- HAL2(@HALTWO)
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私は Comic とは異なる映画版 Animation しか観ていませんが、Animation では硝子を殴る植野を硝子の母親が叩き返し、頭に血が上った植野が硝子の母親に母親に暴言を吐いて叩き合いなったところを将也の母親が止めに入る Scene の事ですよね。 Comic と Animation で設定の違いはあるものの、植野の心象描写に違いはないだろうと思います。 >植野はいいことをしてるのでしょうか? <そんなわけはありません(^^;)。 まぁ言いたい事は良い事かも知れませんが、表現手法は暴力ですので「いいこと」である筈ありませんよね。 >それともムカついてただ暴力をふるってるだけですか? <半分、合っています。 昔から遊び仲間として大好きだったし、今も好きだけれど硝子が居るので面と向かって将也に Attack できない植野としては、硝子の「人生後ろ向き」な姿勢が気に入らず、ずっとムカついていたわけなのですが、それが遂に自分勝手な自殺に大好きな将也を巻き込んで危うく将也が死んだかもしれない状況になったのですから、そりゃあキレるのも当たり前です。 でも植野って悪い娘ではないんですよね。 硝子を障害者として情けをかけるのではなく、同じ人間として同じ目線で向き合う姿勢を貫くが故に「人生後ろ向き」の硝子にムカついてるんです。 寧ろ障害者」に寄り添って情けをかける自分に酔っているだけで本質的な部分に踏み込む事は避けていた佐原の方が悪い娘なんだよという作者の意図が見えている作品です……佐原もそれに気付いて Animation では Happy End に向かって行くのですが……。 高校生という年齢を考えれば自分の表現が稚拙で粗い事から物事をうまく解決できる能力なんて望めない故に自分の心に Straight な表現手法を採る植野は登場人物達の中でもわりと解り易い Position ではないかと思いますが……。 Animation しか観ていない私にとって解り辛かったのは島田ですね(^^;)。 植野、佐原、川井、島田、広瀬……将也と硝子に関連した者達は高校になっても自責の念からかそれなりに将也と硝子を気にかけているようですが、普通は Story から外れて消えて植野、佐原、川井で話を展開しても良い筈……それが植野のおせっかいで伏線登場し、将也の滑落現場に居合わせて将也の命を救っちゃうんですから「2 人共、何故、硝子の Mansion 下に行った?」という疑問が未だに解決できていません(^^;)。 もしかすると Comic と Animation では解り易い Character と解り辛い Character とが違うのかも知れませんが、もう Animation で「お腹いっぱい(笑)」だったので未だに Comic は観ていません……そのうち漫画喫茶で観ようかとは思っていますが(^^;)。