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表面処理によるリンギング防止(面を粗くする
加工物を金型で挟みプレス機で加圧して加工物します。 その時にプレスのヘッド面に金型がくっついて金型が持ち上がってしまいます。 ヘッドも金型も平行度、平面度、面粗度が良いのでリンギングが発生していると考えています。 (ヘッドも型も平たい単純な形状であり、型の熱処理はズブ焼きです。) スリットなどを入れてヘッドと型が接触する面積を減らしたりしても、あまり効果がありませんでした。 リンギングの発生には平面度と面粗度が必要とのことなので面を粗く仕上げればいいかとも考えましたが、型の図面に指定している平面度、平行度を満足するには必然的に面粗度が良くなる方向になるので型の面粗度を粗く指定するのは不可かと思っています。 そこで、型の図面に表面処理を追加しそれにより面を粗く出来ないかと考えました。 (表面処理による寸法バラツキは数十μm、大きくとも0.1mm以下が望ましいです。) 可能であれば型の耐摩耗性も付与出来れば嬉しいですが、主目的はリンギングの防止です。 以上の内容に適する表面処理はありますでしょうか。 宜しくお願いいたします。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 表面処理技術)」についての質問です。
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ズブ焼きなら硬度低めだから、ガラスビーズブラストがなんとか適用可能で丸みを帯びた凹凸のサラサラ表面に仕上げられる可能性ありですね。 ただ、表面凹凸の初期潰れが起きるので、「馴染む」まで加工が不安定になる恐れががあります。 また、ヘッド面が油で濡れていると油膜の巻き込みでの吸着が起きる可能性が高いです。 二硫化モリブデン・六方晶窒化ホウ素・グラファイトなどの極圧固体潤滑剤の乾式塗付という手もありそうですけど…
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- kon555
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ショットブラスト(またはサンドブラスト)ですね。ガラスビーズなど、投射材次第でコントロールが容易ですから、寸法バラツキは数十μmは十分可能です。 https://shotblast.info/basic-knowledge/
お礼
- okvaio
- ベストアンサー率26% (2006/7700)
どんな金型か分かりませんが、通常、上型、下型共に爪またはボルトで固定して使われると思いますが、そうではないのでしょうか? 固定式であれば、問題ないかと思いますが・・・
補足
乗せるだけであり、固定はしないので上型が持ち上がります
お礼