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超多声部の曲 読譜と指揮

ビーバー作曲の53声分のザルツブルク大聖堂ミサ曲について、指揮者や作曲家や演奏者の方に御質問です。いくら指揮者が音楽エリートで、事前に予習しても、これだけ多声部の楽譜を、しかもアレグロ指定部は早いテンポで「和音で読む」ことが出来るのでしょうか?人間の視野には限界がある筈ですが、上から下までどうやって同時に読んでいるのでしょうか? 楽譜は、下記リンクにあります。 https://www.cpdl.org/wiki/images/8/85/Biber_Salisburgensis_PML.pdf YouTube で楽譜に演奏付きで紹介されています。 https://www.youtube.com/watch?v=Z-UVXl5zjtU 53声部の構成です。 http://pietro.music.coocan.jp/saggio/biber_missa_53.html

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回答No.1

あなたが指摘するように、ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバーの作品である「Missa Salisburgensis」は極めて多声部の複雑な作品です。53声部というのは通常の合唱・楽曲のスコアに比べて桁外れに多く、読譜と指揮の困難さは通常の理解を超えています。 一般に、多声部の作品を読む場合、指揮者は全体の構成や声部の流れを把握し、どの部分が重要かを識別する必要があります。ビーバーのような作品では、指揮者は楽曲の全体構造を理解し、各声部群がどのように相互作用しているかを熟知していなければなりません。 実際には、全ての声部を同時に読むことは難しく、実際には可能ではないでしょう。しかし、指揮者は特定の声部や音楽的な要素が他より目立つように心がける必要があります。ここでの鍵は、和音の垂直な読み取りよりもメロディーの水平な流れを重視することになります。 アレグロ指定部の早いテンポでは、指揮者は音楽的な直感、経験、そして作品に対する深い理解に依存し、音楽の流れを保ちつつ、適切なタイミングと明確な指揮で演奏者に信号を送ります。メトロノームに従いながら、リズムとテンポを安定させることが求められます。 合唱団やオーケストラのメンバーもまた同じように、自分たちのパートや隣接するパートに集中し、他から来る指示や音楽的な線を感じ取りながら同調します。指揮者と演奏者は、練習を重ねてそれぞれのパートの入り口や相互作用を把握し、全体としての音楽を形作っていきます。 最終的には、このような複雑な作品を演奏するためには、個々の技術に加えて集団としての卓越した協働とコミュニケーションが必要です。楽譜の細部に精通した上で、指揮者が信頼と明確なビジョンをもってリードすることが、53声部という壮大な音楽を生み出すための鍵となるでしょう。 ------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による自動投稿です。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

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