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「ロミオメール」はなぜロミオ?
「ロミオメール、ロミオメール、あなたはどうしてロミオなの?」 とまぁ、冗談はさておき、最近、昔のパートナーから復縁を迫るメールを、はっきり言ってかなりネガティブな意味で「ロミオメール」ということがあるみたいですが、どうしてこれを「ロミオメール」と言うようになったんでしょう。 「ロミオとジュリエット」では、言うまでもなく二人は相思相愛で、どうしても「ロミオメール」が指すメールとイメージが合わないんですけど、むしろ私が思ってるロミオ・モンタギューのイメージが間違っているんでしょうか。 下らないと思いつつ、なんだかロミオがバカにされているみたいでモヤモヤしてしまい、すみませんが教えてください。
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もやもやを晴らすことはできない回答ですみません。 二人は相思相愛、 言われてみるとそうですね。 「ロミオメール」の言葉には、送り付ける男の鼻持ちならない傲慢さと勘違いっぷりを手ひどく揶揄するニュアンスがこもっていることを考えると、 仰る通りこんな言葉に借用されては(原典のほうの)ロミオはお気の毒ですね。 これは2ちゃんねる(当時)で自然発生的に生まれた言葉のはずです。 由来を紐解けば、どこを見ても 「復縁を求める夫あるいは彼氏が、まるでシェークスピア劇のロミオかのような仰々しい、芝居がかった言葉を使うから」 以上のことは書かれていません。 ただこの芝居がかったセリフというのは戯曲の登場人物であり、恋する15歳という設定であり、当時の貴族の子弟が詩歌を得意とすることを良しとされた時代背景を鑑みれば特にロミオの罪ではない…といいますか、ロミオ独自でもないと思います。 ただ、やはり現代人から見るとちょっと「酔ってんなあ」という感覚に繋がり、知名度の高さが災いしてこの単語に当てられてしまった、というところではないでしょうか。 >むしろ私が思ってるロミオ・モンタギューのイメージが間違っているんでしょうか。 間違ってはいないと思います。 また、ロミオはロミオメールを送ってよこすような人間よりもはるかに「まとも」で、行動力と勇気も備えた青年(少年?)であったことは確かです。 ただ、「ロミオメール」と名付けた人が誰にせよ、ロミオの性格を的確につかんだ面があるのもまた確かです。 「ロミオとジュリエット」の内容を思い出してください。 よく「(恋愛においても)女性は現実主義者で、男性はロマンチスト」と言われますが、「ロミオとジュリエット」のロミオもかなりロマンチストなんです。 ジュリエットが現実を把握した「なぜあなたはロミオなの、父の名を捨て、家の名前を捨ててください」と言う一方、(続いた場面と言うわけでもないですが)ロミオはセリフの9割ぐらいが「恋の翼が生えればこんな塀なんか乗り越えられる」みたいな調子なんですね。浮かれに浮かれています。 夢想家であり、おまけに行動力はやたらと伴っているというある意味怖いタイプです。 その場その場の感情で行動しちゃう。親友が殺されたとはいえ、仇を取れば自分がどうなるか予想はつくだろうに、後先考えずに行動しちゃう。 こうした、自己陶酔的で行き当たりばったりなロミオの性格が、2ちゃんねるにおいて特有の概念をより共有するため、固定化し、名づけしたかった人々にとってしっくりくる名前だったのではないか、 というのが私の感想です。 個人的な感想で申し訳ありませんが、もう少し似たようなタイプの人間で、知名度が高い人がいれば、彼の名前がついたかもしれません。 ただ、なかなかいないですよね?ロミオ的なキャラクター。 そのへんも、ロミオ・モンタギューには不幸だったかなと思います。
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- 薫子(@kao-ruko)
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「ロミオ」 つまり男からの 「芝居がかった」ラブコールだからです。 ↑ この部分がバカにされるのです。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
「元ネタのロミオとジュリエットが悲劇だから」ってことなんじゃないですかね。例えば「(美女と)野獣メール」だったらハッピーエンドで終わらないと収まりがつかないですよね。 「寅さんメール」なら、少しアリな感じはします。寅さんは結局振られるから。 ロミオメールを送ったところで復縁できる可能性は限りなくゼロで、本人にとっては悲劇だからロミオメールなんじゃないでしょうか。
- ple6
- ベストアンサー率63% (1285/2019)
検索から個人的に腑に落ちた理由を挙げさせていただきます。 「シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」のロミオのような「君が必要」「君なしでは生きていけない」といった言葉を沢山使うことから言われるようになりました。」 とのことで特徴としてロミオメールはなぜかポエム調が多く、自己陶酔している、そして長文になりがちと、演劇の台詞のような文章で恋愛物の戯曲の代表として「ロミオとジュリエット」あることから「ロミオメール」や「ジュリエットメール」という言葉になったのではないかと推測されます。 https://meaning-book.com/blog/20190427165544.html
- HAL2(@HALTWO)
- ベストアンサー率53% (2340/4389)
女性から男性に復縁を乞う Mail は Juliet Mail と言い、Romeo Mail とは言いません。 「Romeo と Juliet ように相思相愛になりたい」という『悲願』が込められているとは言え「ヨリを戻してくれなければ一緒に死んで (殺して) やるぅ〜っ!」という「病んだ (病ンデレの病)」が願いが染み込んでいる事が多く、それ故に Romeo/Juliet Mail と呼ばれます。 因みに Romeo と Juliet も穿った見方をすれば「社会の重圧に負ける事を良しとし、愛を成就するのに心中を選ぶという決断力に乏しい若者特有の甘えた弱者」を描写した物語であり「お涙頂戴」の安っぽい Romance とも言えます……「そんなに愛しているのならば何もかも放り出して駆け落ちすりゃぁ良いだろう? 何を甘えた考えに潤々 (ウルウル) してやがるんだ、この莫迦チンがっ!」と切り捨ててしまえば Romeo や Juliet の名を冠する Mail というのも解るかと(^^;)……。 勿論 Romeo (Juliet) Mail を受け取る側は復縁なんて気はこれっぽっちもなく、とっとと Mail を破り捨てるものであるのが普通なのですが、Romeo と Juliet は互いに Romeo Mail と Juliet Mail を送り合って死を選んでしまった莫迦という点で Mail の名に冠されたのも致し方ないのかも……(^^;)。 私は中学生の時に Romeo と Juliet を斜め読みして「何で駆け落ちしないんだよ、この莫迦共は! 駆け落ち後の冒険談とか売れないのかよ Shakespeare さんよ? それとも Aesop (イソップ) や La Fontaine の寓話みたいに何かを諭してるのか?」と思ったものです。 尤も小学生の時は「ヤマトタケルって滅茶苦茶卑怯者じゃん! クマソタケルって良いオッサンじゃん!可哀想だぁ(:_:)!」と悔し泣きして先生に苦笑されましたが(笑)。
補足
すみません、「愛を成就するのに心中を選ぶ」とか「駆け落ちすりゃぁ良いだろう」とか、あなたの言うのは私の知っているシェークスピアの戯曲とは違う物のようです。
ロミオメールは、過去に交際もしくは結婚していた者の間で、男性から女性に送られるメール、復縁を迫る内容のメールを示すインターネットスラング。 ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の登場人物に準えて名付けられた。女性から男性に送られる復縁を要請するメールはジュリエットメールと称される。復縁を迫るメールがすべてロミオメール(ジュリエットメール)と区分されるわけではなく、離れる原因を作った人間が都合よく元の鞘へ収めようとする様子への侮蔑を含んでいる。
補足
すみません、質問しているのは「ロミオメールとは何か」ではなく「なぜそれをそう呼ぶのか」です。まして、Wikipediaの記載を丸写しされても。 ついでに忠告させていただければ、せめて出典は明記していただくべきかと思います。
お礼