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切り株の白い物体
4年ぐらい前の切り株です。今年の6月初めに発見しました。と言いますか、それ以前には存在していませんでした。 株の中央下のほうの逆三角形とその上の細い緑の葉っぱのところの三角形のものは明らかにキノコです。 (葉っぱは切り株の横にある木から垂れているものです) 後ろ側は見ることができませんのでどうなっているかわかりません。 覆っている白いものとキノコの正体分かりますか。 このまま放置しておくとどうなりますか。害があるならどうやって駆除しますか
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>キノコを取り除いたとして… キノコ類の本体は "キノコの部分(傘になってる部分:子実体)" では無く、その下の木材の奥深くに生えている菌糸の部分が本体です。傘の部分は普通の植物で言えば花にあたる部分で、根っこや幹にあたる本体は地面の下や切り株の中の奥深くに入り込んで、その中でカビみたいにミクロン単位の超極細の菌糸の糸がビッシリと絡みついて繁殖しています。なので表に出ているキノコの部分を何回、取り除いても本体の菌糸体が存在している限り何度でも蘇ります。 実際、スーパーとかで売っているキノコ類は、ビニルハウス等の中で種木に菌糸を植え付けて、そこから生えて来る「子実体(キノコ)」の部分だけを刈り取って収穫します。種木の栄養が無くなるまでは、何回でもキノコが収穫できます。 まあ一応、このくらいの規模の切り株であれば、5年から10年程度すれば、菌糸体が完全に切り株の栄養素を吸収し切って分解してしまい、完全に土に還してしまうと思いますので。それまで待っていれば自然とキノコは生えて来なくなりますね。ただしその間は子実体から毎年、大量の胞子が周囲にバラ撒かれますので。同じ様なキノコが生えそうな切り株や朽木などの木材があれば、それに胞子が付着してそこにまた菌糸が繁殖して、2~3年すればキノコが顔を出して来ます。 …という訳なので。前述した通り、もう既に個人レベルでどうこう出来る段階を超えています。他にキノコが付着しそうな木材が無いのであれば、このまま自然消滅するまで待つのも1つの手ですし。我慢できないと言うのであれば、切り株を根っこから完全に掘り起こして排除し、周囲の環境も陽の光が当たる様にして通年を通して乾燥する様に土壌改良するしかありません。造園業とか専門の業者に依頼するしか方策は無いと思います。
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- runi_NGR
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白いサルノコシカケの一種 ネットで高額に取引されている珍重されているものかもしれませんし 食べられるものかもしれませんが 毒ではないと思います。 切り株の白いのはその菌。 無害 嫌なら捨てる。
補足
ありがとうございます。現在の姿もいやですがどんどん 大きくなるようですのでキノコの部分をなんとかして取り除きたいです。 また生えてきてしまうのですか。
- 4017B
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こういうのは「木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)」と言って大きく2種類に分けられます。 - 褐色腐朽菌: 主に針葉樹に発生し、床下等の土台を腐らせる。触ると粉状に崩れる。 - 白色腐朽菌: 主に広葉樹に発生し、表面に豆粒状の穴が空く。食用キノコ種が含まれる(椎茸もこの仲間)。 字面通り見た目の色で分類していますが、必ずしもこの分類通りにはならない種もあります。 添付画像のヤツは典型的な「白色腐朽菌」ですね。この手のヤツは比較的、乾燥にも強くて、割と屋外の陽の当たる場所とかでも生えて来たりします。「サルノコシカケ」に代表される木の幹にモコっと大きな半円状の分厚いキノコが出て来る種類です。ただし写真などの外見から正確な種類を判別のは困難で、正確に同定するためには胞子の顕微鏡写真を調べて、胞子の形で判別するしかないですね。 キノコの仲間には同じ様な外見と色形で、全く別系統のキノコが数十種類以上もありますので。無論、その中には有毒種もあります。なので基本的には「スーパーの売り場以外で見るキノコは全て毒キノコ」という想定でお願いします。確率論的には的中率1%以下ですが…手を出さなければ常に0%です。キノコの正確な判別は専門家でも難しいので、君子危うきに近寄らずの精神でお願いします。 …と脅かしつつも、近付いただけで炎症を起こす有毒胞子を空気中にバラ撒くタイプの毒キノコは2~3種しか無く、それらは見た目にも「真っ赤なキノコ」みたいな感じで素人目にも危険が分かるので。この画像のヤツはただ庭先に生えてるだけなら人畜無害だと思っても差し支え無いかと。ただしキノコの有毒成分は生息環境によって完全に別物に大きく変化するので、素手で触ったりしない様にした方が良いですね。無論、食べるのもダメ。 見た目が完全に「シイタケ」や「エノキ」と同じ茶褐色の地味な美味しそうな毒キノコは何十種類とあり、それらも普通に野外の森林や下手すると公園の樹木の根本とかに生えて来たりするので。繰り返しになりますが「スーパーの売り場以外で見るキノコは全て毒キノコ」です。今日はそれだけ覚えて帰って貰えれば幸いです。 P.S. という訳で基本、このまま放置でも特に問題は無いかと思いますが。とにかく不安要素は一切排除して置きたいと言うのであれば、予防ならまだしも、この画像の様にもう既に切り株全体に菌糸が回って子実体(傘)が開いてしまっている状態だと、個人での駆除はちょっと難しいかと思います。それでもどうしても駆除したいと言うのであれば、ダスキンとかのシロアリ駆除等も行っている専門業者に相談してみてください。予防したいのであれば単純に、何をさて置いてもとにかく「換気!換気!!換気!!!」です。結局、キノコ類は乾燥にはめっぽう弱いので。
補足
ありがとうございます。 見た目がすでに嫌ですがこのキノコはどんどん大きくなるのですか。我慢の限界です。 ですが、菌は切り株の内部を腐らせるのですか。それはありがたいので放置してもよいですが、もし自分でキノコを取り除いたとして、また生えてきてしまうのですか。
- iijijii
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森の掃除屋と呼ばれる木材腐朽菌が付着しているだけです。 菌が繁殖してから子実体(きのこ)を作ります。 見た感じコフキサルノコシカケかな? http://www.sansaikinoko.com/saru-kofuki.htm このタイプのきのこは原則放置でいいです。
補足
ありがとうございます。 森の掃除やという点は助かるのですがキノコが増えたり大きくなるのはたまりません。キノコの部分をなんとかむしり取ってもまた生えてくるのですか。 生えてこないのなら放置してもよいかなと思います。
お礼
ありがとうございました。よくわかりました。 切り株を腐らせてくれるというのは菌に感謝です。 とはいうものの、キノコは目にしたくないです。特に年輪みたいに育った年代物のサルノコシカケはだめです。 切り株にはシロアリがわくので根こそぎ取り除く必要があると聞いていますが、サルノコシカケのことはまったく知りませんでした。