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頸動脈の表皮からの深さで
例えばドラマなどで何者かが誰かの首を刃物で切って仕留められる。みたいなシーンがありますが、首をちょびっと切っただけで頸動脈は切れて仕留まるのでしょうか? 「人体解剖図鑑」みたいな本を見たときは「首の表皮から相当深い場所に頸動脈は通ってる。動脈は筋肉とかにバリアされていて保護されてる」等と書かれていましたが、これは本当でしょうか? また、インターネットで調べたら「表皮から2センチ以上深い場所に動脈は通ってる」とかも見ました。 ドラマや映画のそのような描写のシーンと人体図鑑などにある情報はどちらが正しいのでしょうか?詳しい人教えてください
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- QCD2001
- ベストアンサー率58% (325/554)
私は歯科医師で、学生時代には解剖実習を行い、実際に頸動脈を見ました。 また、戦国時代から伝わる古武道を習っています。私が学習している流派には、頸動脈や手首の動脈、わきの下の動脈など、動脈を切り裂く技が多数伝承されています。 しかし、テレビドラマなどで、首がちょっぴり切れて血液が噴き出すシーンはあり得ないと考えています。 私が習っている流派では、首を大きく深く切り裂きます。 料理人が刺身を切る時、包丁の根元から先端までの全体を使ってス~っと切ります。それと同じように刀の中ほどから先端までを使って、ズズ~っと首筋を切り裂くのです。それなら頸動脈が切れます。 また、私は歯科大学の麻酔科の実習で静脈注射の練習を行いました。研究室での実験で、ラットを300匹ほど使って実験を行いましたが、その際には動脈注射を行いました。 血管というのはとても弾力があります。さらに体内で繊維によって緩く支えられているだけで、固定されていません。このため動脈に注射針を刺そうとしても、動脈が動いて逃げてしまい、なかなか刺さりません。これはコツがあって、血管が動かないように抑えて注射をするのです。 かみそりなどで首をスーッと切っても、動脈が逃げてしまい、切れません。頸動脈から血が噴き出すのはストーリーを面白くするための演出であって、実際にはあり得ません。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6891/20374)
頸動脈で画像検索すれば 解剖図が出てきます。 それを見ながら 自分の首に指を当ててみます。 脈動が感じられたら そこが頸動脈です。 なかなか脈動を感じられるところを見つけるのはむつかしいです。 それだけ深いということです。
- 4017B
- ベストアンサー率73% (1336/1814)
改めて講釈を垂れるまでも無く、図鑑などの専門書の記述の方が正しいです。 須らく「ドラマや映画、或いは漫画アニメでの描写」には何ら正確性が担保されていません。極論を言えば100%真っ赤な嘘を描いても、現行の法律上はそれで訴えられる事は無いので(ただし名誉毀損とかの可能性はあります)。作者側は単純に「面白ければイイ!」という事で作品を作ります。ぶっちゃけ、作者側が事前に「コレやったら裁判になるかな?」と予感があったとしても、まあそうなったらそれで話題になるし…ま、いっか!~てな感じでGOサインを出す事が多いので。 図鑑や専門書等には必ず監修者の名前が記載されているはずです。直接の著者では無くても、専門的な情報に関して監修者いるのは当たり前ですし、専門書の体を装って監修者が居ないのであればその本は怪しいです。監修者は自身の名前で責任を持って監修しますので、学者としての業界での評判と信用に直結しますので、嘘は言わないですし紛らわしい表現にも苦言を呈して修正を求めます。それが受け入れられない場合は、まともな学者であれば監修者から名前を外してくれと申し出ます。 P.S. 一応、人間の頸動脈は、首の皮膚のすぐ下にあるのでは無く。頚椎、つまり首の骨に沿う様な形で生えていますので、刃物などでコレを切断するためには事実上、首の骨にまで達する様なかなり深く切り込まないと難しいです。 ですが普通の人はそこまで首を鍛えてないので、そこまで力を入れなくても鋭利な刃物であれば(カミソリなど)、割と簡単に切り落とせると思います。逆にプロレスラーとかアメフト選手とかみたいに、極太に首の筋肉を鍛えている人の頸動脈を切るのは難しいと思います。 ただし格闘技や護身術などで鍛えて無くても、どんな人間であっても防衛反射行動は必ず起きるので。相手を麻酔薬とかで眠らせて完全に無力化してない限り、すんなりと急所である首への攻撃を許してくれる事は絶対にありません。首も含めて顔と股間の急所への攻撃は、人間は本能的に両手をかざして防御姿勢を取り、無意識のうちに内股になって全身が強張り、内側に丸まった様な防御態勢になります。 あんまりこういった事を仔細に解説記述すると、また何か運営チェックに引っ掛かって削除修正されたりしてしまいそうですが…(笑)。実際の "プロの現場" では、本気で相手をやる時には首なんか狙いません。刃渡りもそれなりの果物ナイフ程度のヤツを、しっかりと逆手に持ち、それをとにかく相手が動かなくなるまで場所を問わずにめった刺しにします。 可能なら最初の一撃は相手の背後から、両手で抱きかかえる様に行って、お腹の部分を無心で何度も何度も繰り返し小刻みに突き刺します。そうすれば仮にその場では仕留め損なったとしても、出血多量を引き起こして死亡に至らせる事が可能になるからです。 またこのメソッドであれば、「特殊部隊出身のプロ(笑)」なんかを雇う必要も無く。下っ端の鉄砲玉に小一時間ほどレクチャーして送り込むだけで仕事を行う事ができます。特に敵対組織のボスなんかを刑務所内でやる場合には、この方法が一番確実です(武器もプラ製歯ブラシをコンクリ壁でこすって針状に尖らせたモノを使います)。 前述のように人間は何かしら攻撃を受けた際に、本能的に顔と股間を守ろうとするので。その本能を逆手に突いて、一瞬だけ無防備になる腹部に攻撃を集中させます。最初の一撃で十分なダメージを与えられていたのであれば、その後は腹筋をやられた相手は意識があっても全身に力が入らなくなるので。その後の追撃はさらに容易になります。 特に日本人は昭和のヤクザ映画の流れから、刺殺=両手で長ドスを構えて真正面から突進して来る~みたいなイメージを持ってる人が多いみたいですが。この方法はまず失敗します。 だって真正面からヤバそうなヤツが鬼の形相で突っ込んで来たら、誰だって反射的に身を反らして回避しようとしますよね。それで最初の一撃に失敗してしまったら、もうその次はありません。相手がケンカ慣れしてる様な人なら、もう絶対に無理です。やるなら気付かれない様に背後から抱きかかえて、その瞬間に出来るだけ回数多く腹部をめった刺しにが基本中の基本です。 ジャンルは異なりますが、熊撃ちのマタギも狙う部分は熊の胴体の真ん中であって、小さくて動きが速い頭は狙わないそうです。仮に頭に銃を撃っても、少しでも角度が付いてしまうと、頭蓋骨に銃弾が弾かれて致命傷を与えられず、逆に手負い化してしまって危険だそうです。胴体であれば多少、的がズレても肺や心臓、或いは内臓器官のどれかに当たれば致命傷を与えられるので。鹿とか猪でも、狙う部分は頭では無く胴体だと聞いた事があります。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2426/6696)
締め技は圧迫するだけですから簡単ですが、生きている人間の頸動脈を切るのは大変です。人体は弾力性がありますから、相当力強く切らないと動脈まで届きません。痩せた老人なら浅くなっているでしょうから、状況は変わるでしょう。深さは若者でももう少し浅い所もあります。
- pm25dxj
- ベストアンサー率25% (108/430)
柔道等の絞め技でもありますが 首の横に指を当てれば脈を打つ欠陥が有るのが分かると思います。 それが動脈です。 この血管を閉めて頭への血流を止めて失神させたり、戦場ではこの血管を切ったりします。