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地盤改良(表層改良)と雨天の関係
分譲住宅(4軒のうちの1軒)を更地状態の時に契約し、10月2日に地鎮祭予定です(三隣亡ですが(^^;))。 表層改良(土とコンクリを混ぜるようなことを言ってました)が必要なのですが、地鎮祭前にやる模様。今日我が家の敷地のところに重機とローラーが置いてありました。近々地盤改良をすると思うのですが、週中は天気がはっきりしないみたいなので、雨天の地盤改良への影響が気になっています。コンクリを混ぜるということなので、雨天だとコンクリの水分に影響が出て弱くならないかなぁということが心配です。 本来施工会社に聞けばわかることなんでしょうが、もともと分譲ということで口出ししにくいことと、我らは分譲専門の不動産屋と契約しており、不動産屋が設計事務所と工務店に発注しており、何につけても不動産屋が間に入って進められ、たいした内容でないことは不動産屋が適当に答えているんで、今回も「もちろん大丈夫な範囲でやるはず」という答えしか返ってこないと思うんで、ここで相談させていただきます。専門家の方の正直なところのコメントがききたいです。 重機のレンタル料が高い様なことも不動産屋は前に言っていたので、敷地にそれが置いてあるってことは間もなく改良に入ると思うし、表層改良後7日後に検査して結果が良ければ基礎を作っていいと言われてることも考えると、多少雨が降ろうが改良にかかっちゃうのかなぁと、ひとりで悶々とした気持ちでいます。 実際のところ、どうなんでしょうか。教えてください。
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nisei_1975です 『ボーリング調査をかなり深くやるよとも言ってました。何メートルか、言ってたのに忘れてしまいました!そんな訳で、まぁ、表層改良だけで良かったのかなぁとは思っていたのですが・・・。』 既存の地盤地層の調査をボーリング方式で行われているという事で、良心的と思いました。 現状地層の詳細は、後日の為にも、コピー等を受け取られておいた方が良いと思います。 下記の本は、その点を一般の方向けに、説明しています。 住宅の地盤のことがわかる本 - あなたの土地は危ない!- http://www.jiban.co.jp/book4.htm 『もと山だから地盤は固いはず」と言っていたし・・・。』 昔水田とかでない場合は、今回の様に山とかの場合、石混じりのレキ層が主で、長期にジワジワの沈んでいく、「性悪女みたいな地盤」では無さそうですので 特に、表層の問題「過去100年鑑ぐらいの載積層」の問題を解決するだけで良いと思います。 『土地は砂を多く含んでいるらしく、砂防法に基づき建築しなければならないとのことでした。我が家の契約資料の中にも砂防法の資料が入ってます。』 もともと、山岳地の部分に砂層・・と言うのか どういう現状なのか、不明ですが。 砂層の部分については、説明を聞いておかれた方が良いと思います。 一般的に砂層の問題が出てくるのは、河川に近い部分の新興住宅開発地域、叉は、古くから平坦地で、300年以前に、小川等があった部分が多いです。 基礎が ベタ基礎と言う事が判りましたので。 ポイントを少々。。。 (1) ベタ基礎は建物の床面積に等しいコンクリート板で、建物の自重を地盤に掛けて持たせる方式ですので、布基礎よりも接地面積が増えますので、沈下等に対してはとても有利です。 但し、適切な工事がされていると言うのが条件です。 (2) 表層改良の工事は、既存の土壌と「地盤の土」表層改良剤「セメント系」を撹拌させます。 建設重機が使用されるはずです。 土というモノは、普段締まっていますが、一旦掘り起こすと膨れあがって体積が増えます、 その為に掘り下げて「根切り面と言います」この面に基礎底面を施工する場合と違って、一旦掘り起こした地盤の上に基礎底面が乗る形になります。 表層改良剤の撹拌後、砕石等の地業が同時に行われると思いますが、この部分の締め「転圧/叉はランマ転圧/叉は地業転圧と言います」これが重要です。 通常、諸官庁の工事の場合は、官公庁の監理担当者が1日中立ち会います。 写真の撮影も義務づけられます。 失敗すると、後々。どんな良い建物を建設されても 受けてる基礎が不良では、問題発生は目に見えています。 (3) ベタ基礎の理論です。 もともとコンクリートは圧縮力に大変丈夫です。ところが曲げとか引っ張りには弱く、割れてしまいます。 この為、内部に鉄筋を入れて、鉄の長所の引っ張りに強いと言う特徴を合わせて、鉄筋コンクリートにしています。 ですから、良質のベタ基礎「鉄筋コンクリートベタ基礎であれば。」阪神大震災の直下型で外力を加えても ガラスが割れた、瓦がずった、家具がひっくり返った で収まります。柱と梁が折れるという迄に、建物は相当3次元的な変形をして、木材が破壊するに至ります。 ですので、ポイントは、鉄筋コンクリートの良質なベタ基礎かどうかになります。 ベタ基礎の厚み 研究所のデーターというか、コンピューター上のシュミレーションでは120ミリ以下では簡易に破壊します。 計算上は150ミリが理想ですが。120から180ぐらいが多いようです。 ベタ基礎に、地中梁「端梁と言います」叉は基礎周囲の部分は下部方向に厚みを増してある これは、阪神大震災後。ベタ基礎の弱点を洗い出して 対策した改良案です。工費の上昇がネックで、工務店さんいやがられますが。。。(>_<) ホンネを言えば。絶対に必要です。この部分に屋根の加重を受ける通柱の垂直力が加わりますし。。 この部分の鉄筋配筋は通常ダブル配筋となります。 ベタ基礎の、ここ一番という時の底力を出す、急所です。 立ち上がり部分。「土台の乗る基礎の壁」おおむね50センチ前後の立ち上がりですが、厚みは150ミリが計算上では最も理想です。 110ミリで合格という人もおられるのですが 土台が105ミリですのでそれより大きければOKと言う考え方です。 NISEIは150ミリ必要論です。。 コンクリートの強度 鉄筋コンクリート構造物に使われるコンクリーの圧縮強度は、150から400kgf/cm2程度であり、250kgf/cm2前後が良く採用されています この辺がルーズですと意味がありません。。 ホンネを言いますと。ちゃんとしたJIS認定工場で配合された生コンクリートかと言う事です。 その辺の建材屋で、セメントと砂と砂利と水を混ぜて 適当に。。。これは最悪です。 設計事務所では、コンクリートの出荷元から配合計画書とコンクリート打ちの日に生コン車の運転者から、出荷物受取書の確認をします、 次は鉄筋です。 鉄であれば何でも良いではありません。 通常鉄筋の太さが10ミリ以上無いと、構造計算は成り立ちません。 案外、多いのです 直径6ミリの「溶接金網を」敷き込んだだけというのが・・これはダメです。 「NISEIが現場に行くと、ベタ基礎の鉄筋は コンクリート厚さの底面から70ミリ上げる様に。 鉄筋の下にはモルタルサイコロ65ミリを2メーター間隔に置く様に。 鉄筋の継ぎ手の重ね代は50センチぐらい。 うーーん・この鉄筋、ミルシート取れるか。 出所どこ?ジス検印無いやないか・・・」 夏場・汗だくで現場作業されておられる場合 もう・ブチギレて 「もう・自分で好きな様にやったら。 此処は大学の先生や、博士の来ると所と違うで・・(`´メ)」 てな事もありましたが。。 良い家が出来ます様、がんばって下さい。
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既にご回答者様1番の方がお書きの通りです。 雨にもよると思います、普通、傘をさして歩かないとずぶ濡れ・・と言う時は、現場は休まれると思います。 既に工事をご発注になられ。ご契約も済まれておられるようですし。 建設会社「工務店」としても。重機のレンタル料金は工事原価に影響する事は事実です。 しかし、大雨で。セメント系土壌改良剤「表層改良の材料を」建設会社の作業員の方がドロンコになって現場で悪戦苦闘???と言う事は、考えられません。 作業効率も悪いですし、7日間という「初期の硬化強度達成が失敗すれば業者としても、大変な損失になりますので」その辺はプロの工務店さんの判断で間違いないと思います。 以前。と言ってもまだ受付中ですが、表層改良について先日私が投稿しました。 宜しければ、ご参考にどうぞ。 質問の内容は、少し違いますが。。。 ↓↓↓↓↓↓ http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=996218 ところで。少し、kafuku 様のご質問で、私は疑問に感じた事があるのですが。 (1) 表層改良は既存の地盤の土をセメント系の硬化剤によって、固めてしまい、建物の長期の自重に対して、基礎が沈下していく「5年とか10年の考えです」不同沈下と言う不都合が起こらない様にするのが目的です。 その為。3つポイントがあるのですが、 1.基礎の下に「建物の基礎の底に当たる部分を施工しないと」効果がありません。 2.木造建物と思いますが、基礎を既存の地盤の上に乗せられるのですか??? つまり、地盤改良に先立ち、基礎の地盤への埋め代というか、掘り下げの地盤堀はされないのですか。 それ共「施工の面積にもよりますが」 基礎の堀方工事「地盤堀」は重機を使用しますから 同時にされるのでしょうか。 この基礎の堀方寸法。 例/堀方底80センチというと、現状地盤面より80センチ基礎は埋まるという事です。実際には砕石砂利地業とか捨コンクリートとかがありますので実際のコンクリート基礎の底は60センチから65センチ埋まっている事になります。 ですから、この下部を表層改良しないと意味が無い事になってしまいます。 「間違いは無いと思いますが。施工される方はプロですから」 ただ、基礎の埋め代は、建物の耐震性とか他の意味で重要ですので、気になりました。 3.表層改良剤の効力というか。 改良によって、どれぐらいの厚みが強度上昇が期待できるのか。 この点は、研究所でいろいろ調査されてきましたし。 私の基本的な考え方として、実際の現場に於いて 建設重機「ユンボとか」を利用され、セメント系表層改良剤がまんべんなく既存の土壌と撹拌出来る厚さが限界としています 50センチから1メーターぐらいが限界です。 「施工にもよりますが」 この場合、例として/今回の基礎の埋め代が約50センチ、表層改良による強化「長期圧密沈下耐力の向上」を80センチとしますと既存面より1メートル30センチ下までが堅くなります。 ところが、既存地盤2メーターから2.5メーターの50センチの間に、粘土層がある。と言う地盤では。 建物の自重にもよりますが。表層改良の地盤に建物の自重が掛かりその改良層間を長期に圧密し、粘土層を沈下させるという、報告が過去にありました。 土木工学会に出された論文があります。 表層改良材はセメント系ですが、鉄筋コンクリートの様に、相当な耐破壊強度があるというモノではありません。 ・・・チョット長くなりましたが 簡単に言いますと、表層改良はその下に建物の自重を長期に受けられる支持層地盤「粘土層とか砂層はダメです」が存在している事が確認されておられないと。 私としては、多少、不安を感じますが。。 如何でしょうか。
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専門的な見地からの回答をありがとうございます。 分譲住宅ということで、10年保証に必要な部分は全て費用が含まれており、「地盤改良もやるから、大丈夫よ」みたいに、素人向けレベルの話をされるなか、参考まで程度に聞き出してることはあります。 地盤改良した土の上に、ベタ基礎を乗せるとのことでした。地面を掘ってセメントと混ぜて改良すると。基礎の埋め代ですか・・・。そこがたいせつそうですね。機会があったら確認してみます。 今回契約した分譲住宅の土地は、元々は南道路に面した220坪の土地の一軒家でした。それを取り壊し4軒(手前2軒裏2軒、手前の真中は通路)の分譲になりました。我が家は 北の隣地は民家なのですが、かなり下がっています。(こちらの地面ラインがその家のバルコニー下ラインくらい。)それで、今回よう壁つくり・盛り土の為、裏側物件のところは、かなりの作業が施された模様。(裏には井戸があり、今回お祓いをした上で埋めたとのこと。)ただ、手前二軒についても、表層改良をやるよという話でした。ボーリング調査をかなり深くやるよとも言ってました。何メートルか、言ってたのに忘れてしまいました!そんな訳で、まぁ、表層改良だけで良かったのかなぁとは思っていたのですが・・・。 今回私達が契約した土地のすぐ近くに知人が住んでいて、「もと山だから地盤は固いはず」と言っていたし・・・。その人自身は60代で、親が若い頃買った土地(その頃は完全に小さな山だった)をもらったそうで、我らが契約した場所は、山の中でも一番初めに開拓されたエリアで、だから元の所有者もうちの親より少し年齢が上だよね・・・」っていう感じの話でした。 近所の中古物件を買った知人(1級建築士で自営している)によると、ここらの土地は砂を多く含んでいるらしく、砂防法に基づき建築しなければならないとのことでした。我が家の契約資料の中にも砂防法の資料が入ってます。 支持層地盤について、ちょっと突っ込んできいてみた方が無難ですね。(ボーリング調査結果そのものを見せてもらうのが一番いいのでしょうが、言いにくいなぁ・・・) まぁ、プロがやることなので、そこそこにはしてくれてるんでしょうが、「間違いなしレベル」であるかは疑問が残ります。折りをみて確認してみます。ありがとうございました。
- shinkun0114
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地盤改良は、セメント(コンクリートではありません^^;)もしくは石灰を 主成分とする改良材を土に混ぜ、軟弱な地層をセメント分で 結びつけ、固くするものです。 セメントや石灰は、地中の水分と反応して強度を出しますから、 水分そのものは必要なのですが、常識的に考えて、雨天時に 改良作業をやるとは思えません。 セメント系の場合は、1日おけば安定しますので、 改良後一晩天気が持てば、まずだいじょうぶでしょう。 また、重機のレンタル料を心配なさっていますが、 土を触るような重機は、雨の日には仕事にならないのが 一般的です。雨の日のレンタル料の取扱は、施工会社とレンタル業者の 間で話が付いていると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 さっき見てきたところ、地盤改良にはとりかかってませんでした。 重機レンタルについては、我らが支払うわけではないのでなんとも口出ししにくいところ。 分譲住宅ということで、不動産屋が必要なことは全部やってから私達に引き渡すものなので、細かいことに口が出せない部分があります。 そう、コンクリじゃなくセメントでした(^^;)
お礼
いろいろ参考になるポイントを教えていただき、助かります。他の3軒が地盤改良をしている段階、基礎をやってる段階もちょこちょこ見てはいたのですが、気なしで・・・。今となってはそれがちょっと残念です。でも、教えていただいたポイントを今後自分の時にひとつひとつ確認して、自分の地盤や基礎がどんな程度のものなのかを知っておくのは良いことだと思うので、参考にさせていただきます。 細かい内容についてはゆっくり理解しながら読み、紹介いただいた本とあわせて勉強したいと思います。 ただ、他の物件の基礎立ち上がり部分(壁みたいな部分)の厚みだけは、15mmというのがわかっています。(隣地とのクリアランスが自分の物件と同じなので、有効クリアランスを測ってみた時、基礎の厚みも測りました。)人の物件ですが(^^;) nisei_1975さんの過去回答を参照させていただきました。勝手口引戸についても回答されてましたね。間もなく同様な質問をUPしますので、そちらもよろしくお願いします(笑)。この質問は一旦締め切ります。またそのうち追加質問を別でUPするかもしれませんが。