「萌え」なんて海外に発信して恥ずかしくないの?
「萌え」は日本の文化だ!、と言う風な事を最近よく聞きます。
昨日、安彦良和が「萌え」を「日本の文化ですね」とコメントしているのを読んでびっくりしました。
「文化」というのは別に高尚なものばかりではなく、ご飯にマヨネーズをかけたって文化でしょうし、デコ電(スワロフスキーなどのアクセで飾り付けた携帯の事)だって日本独自の文化なんですが、この「萌え」に関してはそんなに胸を張って海外にまで発信するような文化なのかな??というところが激しく疑問です。
どんな「文化」も口コミで細々と伝わる分には仕方ありませんが、「萌え」はメディアやら製作会社やらが旗振って海外に発信しているじゃないですか?
会社にしてみれば本音は広報活動の一環で、文化だから発信しようと思ってやっているわけではないんでしょうが、ここまで堂々と発信するには国的にはずいぶん恥ずかしいんじゃないかと思うのですが。
たとえば北朝鮮がキム総書記の取り巻きとの乱交DVDを国を挙げて発信していたら「あの国はどうなっているんだ?」と思われるでしょう?
やっぱり国外にまで発信する文化はそれなりに他者から認められる者であるべきだと思うのですがそんな事はないのでしょうか?
「文化」というものの性格を良くわかっていないので
「日本の文化」というものは、種類を問わず海外にのべつまくなしに発信してよいものなのか、やはり他国にバカにされないためには、他者に後ろ指をさされないようなものを発信するべきではないのか、その辺のサジ加減がイマイチわかりません。
中国の台頭で、資源のない日本はこれからは欧米のように高い文化性を国の個性として(人で言ったら「好かれる性格」や「他人が評価する才能」として)打ち出していかなければならないと予想できます。
イタリアの文化などは国の個性を現すのにこんなにカッコいいお手本はないと思うくらい。イタリアの文化は高尚から低俗までどれも非常にカッコいいです。
それなのに日本は「萌え」などという文化を臆面もなく発信していて本当にいいのでしょうかと思うわけです。
近い未来、日本は資源もなく、技術面では中国に抜かれ、国の個性は「萌え」などというモノを発信しているダメダメな空っぽの国として諸外国から見られてしまうのではないでしょうか?
今はお祭りのように盛り上がっているだけですが、いずれその乱痴気騒ぎが日本のクビを締める事になりはしないでしょうか?
心配なのですが。
この質問はアニメを好きか嫌いかで大きく回答が分かれると思いますので2つのカテでUPしてみようと思います。
皆様の思うところをお聞かせください。