「だいたい3000個」の「だいたい」がご不満なのでしょうか。「2879個」のような数字が欲しいということでしょうか。
となると,ある星が肉眼で見えるか見えないかをハッキリ定義しなくてはいけませんね。
ところが,No.1の回答にもありますように,見えるか見えないかのボーダーラインは人にもよりますし,その時々での諸条件によっても変わります。
まあ,たとえば実視等級6.50等以上は見える,などと便宜的に決めることはできるかもしれません。そうすれば,詳しい星のデータの表というのが世の中にはありますから,それを用いて数えることは(一応は)可能です。
しかし,そうなってくると,今度は見える星の個数が時々刻々変化するということになります。
なぜなら,天球上で星は均一に分布しているわけではないからです。
たぶん,オリオン座など冬の星座がたくさん見えている時が一番多く,秋の星座のときが一番少ないような気がします。
さらに,地平線に近づくにつれて,見える限界の等級は明るくなるのが普通です。地平線付近にはもやが出たり,そうでなくても光が観測者にたどり着くまでに通過する空気の量(あいまいな言い方でスミマセン)が多いですので。
それを考慮するなら,No.1のrx78さんの挙げられた条件も考慮しなくてはいけないでしょう。
こう考えてくると,かりに厳密な条件を定めて,細かい数字を計算したとしても,あまり意味はないということになります。
まあ「答えは存在しません」などと言われるとショックかもしれませんが,現実的な答えとしては,「空のきれいなところで,目のいい人が見た時は,だいたい3000個」とか「2500個~3000個」といった言い方になると思います。
(目のいい人でも,何万とか何十万という人はさすがに普通はいないと思いますが,これだって絶対いないかと念を押されると,分かりません。超人的な視力の持ち主がいたりするかも知れませんので…)
都会のどまんなかだったら,どうかすると10~20個も見えればいいほうかも知れません。
お礼
ありがとうございます。 そういうのではなく、昔、星がいくつ見えるかどうか、といったようなコンテストが行われ、最高が三千いくらまで実数で出たんです。 そういう記録がちょくちょく行われているならあるいは、と思ったんですが……。 あるいは、あのときテレビのニュースに出たあれは、町内会の小さな大会だったんでしょうかねぇ。