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20式小銃の銃身
わずか330mmということですが、これでは5.56mm弾では、かなりの接近戦でも威力不足になると思われます。そして、銃身を延長するということは、台尻の部分も延長するということに他ならないと思うのですが、そんなに簡単に調整できるものなのでしょうか?如何でしょうか?
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わずか330mmということですが、これでは5.56mm弾では、かなりの接近戦でも威力不足になると思われます。 ↑ 小銃は敵を殺傷するものではなく、自分の身を守る目的で個人に与えられています。小銃で相手を殺傷するのは、護身の為のプロセスの一つに過ぎません。 護身に小銃の威力は問題ではありません。 5.56mmでも命中しなくても直近に着弾すれば一般の兵士なら概ね誰でも身を避ける行動をします。 相手が身を隠している間、我は前進することが出来ます。 我の前進中、別の仲間が小銃や機関銃などで支援射撃すれば相手の目を妨害出来る可能性が高まります。我の前進が止まれば仲間の前進の為に我が支援射撃をするのです。我と仲間での相互連携による繰り返しで敵の目の前まで接近出来るのです。 長身の小銃を一般兵士が遠くから狙っても滅多に当たりません。 当たり前の事ですが、距離を縮めれば短身の銃でも当たりやすい。 相手の身体の何処かに命中すれば、威力が乏しくても撃たれた相手の動作は鈍くなります。 もし、片方の腕に命中すれば、治療するまでその腕は機能出来ません。 撃たれたのが利き腕ならもうジ・エンドです。後退する他ありません。 ケガさせて戦闘継続不能にすればそれはそれで良いのです。 小銃は威力だけで判断しないほうが良いです。
- eroero4649
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>どの位の有効射程を考慮しているのでしょう? 実戦での射程距離は、戦場にもよりますけれど50メートルから200メートル程度が多いようです。で、一般的に200メートルになると5.56ミリ弾では殺傷能力は低くなるといわれています。 それよりなにより、現実的には交戦距離が100メートルを越えると狙って当てることは一般的な射撃の腕前の兵士だとまず無理だそうです。私のサバゲーの経験でもそう思いますね。100メートルになるともう人間の大きさがちっこいですから、腕が良くないと狙っても当たらないです。 ベトナム戦争のとき、アメリカが採用していたのが7.62ミリ弾を使うM14でした。ところがベトナム戦争はジャングルの戦争なので交戦距離が至近距離なので、M14ではオーバーパワーになってしまい、反動も強いので「使えない」といわれ、M16に更新されました。 それ以降、アメリカ軍ではずーっとM16(AR15)の時代が続いて今もその系譜にあるM4カービンが使われていますが、アフガニスタン戦争になったら、アフガンは砂漠の開けた場所なので200メートル以上の遠距離での射撃戦が多くなり、5.56ミリ弾では威力不足であることが指摘されました。それで、長年倉庫で眠っていたM14に突然注目が集まり、倉庫から引っ張り出されて、さすがに時代遅れの形をしていたのでモダナイズされて使われるようになりました。M14EBRと呼ばれるものです。 まあそんな感じで、どこが戦場になるかでどっちがいいかは変わってきます。 ただ日本人には7.62ミリ弾は反動が強いから向かないと昔からいわれていますね。 世界で最も生産されているAK47は、実は命中精度はむしろ悪いライフルなんですよ。特にソ連製ではない、ルーマニア製や中国製なんかは元の工業力が低いから、それでなくても命中精度が高いとはいえないやつのさらに命中精度が悪いものになります。 にもかかわらずAK47が世界中の戦場で使われたのは、ひとえにその「頑丈さ」にあるのです。戦場で一番困るのは、弾づまりなどを起こして撃てなくなることです。反撃の手段がなくなるのは恐怖以外の何物でもないです。AK47は、いくら雑に扱ってもちゃんと動く飛び抜けた堅牢さと、万が一弾づまりを起こしても簡単に分解ができる単純さにあります。 理屈のうえでは、AR系(M16・M4)のほうがずっと命中精度に優れているのです。 あと15インチなんて、実際に戦場で使う立場になったらかさばって邪魔でやってられないですよ。おまけにインドア戦には全く使えないです。15インチのライフルを使ってサバゲーをやってみなさいっていいたいですね。サバパー(CQBフィールドで有名なサバゲーフィールド)だったらヘタすると振り回したときにどこかにバレルをぶつけてバレルをひん曲げちゃいますよ・笑。 歩兵が銃を抱えているときの9割は「撃ってない時間」であることをお忘れず。荷物は小さくてコンパクトであることに越したことはありません。 89式の420ミリだって今のサバゲーの基準からすると「長くて取り回しが大変」です。おそらく現場の自衛官からも「長くて邪魔」「CQB(インドア戦)で使いづらい」と声が上がってそういうデザインになったのだと思います。 だいたい、熟練のサバゲーマーは概ね銃は小さくなる傾向にあるんですよ。重くて長いのは使い勝手が悪いですから。小型で取り回しがしやすい銃を愛用する傾向になるのです。ちなみに私の今の愛銃は東京マルイオリジナルのAKストームで、長距離でも高い命中精度を保ちつつ、ストックを縮めることで取り回しもしやすくなっているからです。そんなに長距離を必要としないフィールドの場合は、短機関銃であるMP5を使います。
お礼
ご回答ありがとうございます。昔、64式自動小銃が完成しなかったら、アメリカからM14を売りつけられそうになっていたそうですね。64式は銃身の内部にクロームメッキまで施して、さらに、70%の減装薬弾だったそうですね。長持ちしますよね。 89式はAR18を参考にしていたそうですね。 それから、狭い部屋は短機関銃のお仕事ですよ。でも、日本でまともな短機関銃が作れるかどうかはわかりませんがね。 後、なんだかアメリカが弾薬規格をまた変更するようですね。その時はどうするつもりですかね。
- eroero4649
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銃身(バレル)を長くするのは、長距離での命中精度を上げるためです。接近戦ではバレルの長さは関係ないです。 むしろ接近戦の場合は取り回しがしやすいほうが有利ですから、バレルは短い方が有利です。 質問者さんがどういった情報に基づいて今回の疑問に至ったのか分かりませんが、基礎となる情報が間違っているか認識を間違ってらっしゃると思うので、ちょっといってることが分からないものになっていますね。「銃身を延長するということは、台尻の部分も延長する」っていう意味が分からないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。使用弾薬が14.5インチ用とすると、13インチ相当の20式小銃は余計な初速不足になり、さらに自然に山なりの弾道になるでしょう。その命中精度は取り回し以前の問題ですね。どの位の有効射程を考慮しているのでしょう?私は銃身は15インチは必要だったと考えています。すると、バランスを考えると、1インチ位は台尻の長さが必要になるでしょう。
- pri_tama
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>わずか330mmということですが、これでは5.56mm弾では、かなりの接近戦でも威力不足になると思われます 米軍は、銃身が短いM4カービン(14.5インチ)向けの、5.56mmNATO弾としてM855A1弾を開発しております。 ・弾頭を大型化して直進性と貫通力の向上 ・発射薬の特性を変更 (燃焼速度を上げる等で、短い銃身でも十分な威力を付加) おそらく、自衛隊の20式小銃に使用する銃弾も米軍の仕様に合わせた同等品でしょうから、銃身が短くする悪影響は、上記銃弾を使用する事で、許容範囲に収まると考えていると思われます。
お礼
ご回答ありがとうございます。14.5インチということは、13インチ相当の20式小銃は余計な初速不足になり、さらに自然に山なりの弾道になるでしょう。その命中精度は取り回し以前の問題ですね。どの位の有効射程を考慮しているのでしょう?私は銃身は15インチは必要だったと考えています。それに米軍は新型弾薬を計画中だと聞きます。
お礼
ご回答ありがとうございます。この小銃が今の現行弾薬を使用している限り、威力不足ということはあっても、多少は大丈夫かもしれません。しかし、アメリカから、装薬の調整で初速を増進させる弾薬を移入するということは、薬室内にも銃身にも余計な負担がかかると思います。こんなことが、実戦で起きれば、こっちの方が大けがを負うことになるでしょうね。また、後継サイズの変更もあり得ると聞きました。今後はこの銃の負担の大きさとこの銃とコンビになる軽機関銃のことが心配です。