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欧米でも地方都市の疲弊、衰退はあるのでしょうか
日本の地方都市では、地元名門百貨店がシャッターを締めたり、商店街がシャッター通りになったり、民間公共交通が皆無になりオンデマンドバスなどが走っています。 ドイツやフランス、イギリス、アメリカなどでも、地方都市で、同じような現象があるのでしょうか。 NHKの世界の街角をカメラで歩く番組を観ていると、そんなことはなさそうな気がするのですが。 海外経験のある方、ご教示いただけると助かります。
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程度の差こそあれ、中小都市が特に手を打たなければ、いわゆる「シャッター通り」が見られるようです。もっともそれを回避して(あるいはそれ以外の都市政策・交通政策の結果として)中心市街地の活性化が成功している(その多くは中心市街地では事実上公共交通しか使えなくする)事例も多く、そういった事例しか海外(特に日本)で紹介されないという面はあるようです。 こういった成功事例として紹介されるのはヨーロッパ特にフランスやドイツが多く、自動車社会で有名なアメリカでも路面電車が復活したとたまにアメリカの事例が紹介される程度です。 逆に言うと、よく紹介される場所以外は大なり小なりシャッター通り化が進んでいるのではないでしょうか。 フランスにおけるLRT導入の制度的背景 http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00039/201406_no49/pdf/72.pdf フランスは法体系に基づいた中心地再開発を古くから行っている点で有名で、全く同じことは日本ではできそうにありません。 フランスにはシャッター通りがない? https://otium.blog.fc2.com/blog-entry-2581.html フランスの地方都市で閉店している商店が軒を連ねている風景には慣れていたのですが、先日行ったディジョンにも同じ状態になっている商店街があったので驚きました。 ディジョンはブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏で最大の都市で、コート・ドール県に住む人たちの約半分がこの都市圏に住んでいます。つまり、ブルゴーニュでは最もにぎわっているはずの町なのに、あれほど賑わっていた通りに閉まった店がたくさん並んでいたのでした。しかも、ディジョンの中心地にある商店街といったら、ここは2番目くらいに代表的なところだったのに...。 中心市街地活性化:海外の成功事例と失敗事例(イギリス・ベリー) https://globalpea.com/bury 近年では 郊外型大規模ショッピングセンターやオンラインショッピングの台頭で従来、商業やサービスが集まっていた中心市街地(タウン・センター)が衰退しシャッター街となっていく現象が各地で起こっていますが、イギリスにもそういう事例があります。ここでは、郊外型ショッピングセンターを拒みタウンセンターを魅力的にする方針をとったことで成功した街を、その逆路線をとって失敗した街と比べてご紹介します。
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- habataki6
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日本だけが成長していません、根拠は国民所得が下がり が継続されています、分配の仕組みが富裕層に集まるように されていて、搾取されているという事です。 温泉地行けばわかると思うけど、ほとんどの国民は余暇を 楽しむ余裕は無いのが現実です、荒廃し有名な温泉地でも 廃墟が多いです。 長引く不況が継続中で有り、自殺者が絶えません。
お礼
経済の疲弊だけではなく、大型ショッピングセンターの台頭が、拍車をかけているのですね。わが家の親戚も地方に暮らしていますが、往時、3軒以上あったデパートはすべて退却し、民間バス便もなく市営の小型循環バスのみ運行中です。そういえば、街はずれには大型ショッピングセンターがあります。フランスのブルゴーニュの森近くの街とも同じです。先進国は世界的に同じ傾向なのですね。ありがとうございました。