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ロ・ウ戦争による小麦の不足について
ウクライナとロシアの小麦が世界の約1/3を占めてるそうで、今回の戦争により世界的に小麦が不足してるという報道があります。 しかし、西側と東側が対立してた冷戦時代に小麦が不足するような話は聞かなかったのですが、どこから調達してたのでしょう?冷戦時でも西側はソ連から輸入してたのでしょうか?
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冷戦時代はソ連では食糧生産がうまく進まず、慢性的な食糧不足が続いて西側から輸入していました。ところが、ソ連崩壊後の農業改革が成功して、今では世界一の小麦輸出国になるまで農業生産が拡大しています。小麦の輸出量が増えた結果、小麦価格が安くなり、輸入する国が増えた結果、現在のようにロシアやウクライナの小麦輸出に依存する国が多くなったと考えられます。 ロシアやウクライナの価格競争に負けた結果、小麦輸入に依存する国が増えたのが原因でしょうね。小麦、肥料、石油、天然ガス、レアメタルなど、何でも安いのがロシア産です。それを経済制裁で止めようとするのですから、インフレ物価高を助長するだけでしょうね。 ロシア産の安い資源に依存して経済利益を得ていた西側諸国が、高価な国内生産に切り替えられるはずがありませんから、結局はロシア産の安い資源の再輸入を始めると思いますね。すでに物価が2倍近く上がっている国が多いようで、これからは日本も苦しくなると言われています。
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- tetsumyi
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消費者が安い方を選択するため、国産品が売れなくなり、農家が土地を手放し農業を放棄した結果と言うのが何か違うのでは? 国内で安く生産できる様な工夫をすべきです。 肥料を買って機械を入れて楽して暮らそうとしてることがおかしい。 農家は自給自足ですから収入が少なくても生活に困ることはない。 温室にして高値が付くように季節外れの時期に何故生産しなければいけないのか。形の良い異常に甘い野菜なんか必要ではない。自然にできた物を市場に出して欲しい。 価格競争と経済発展が人を幸せになんかしない。
補足
質問の主旨は冷戦時代に世界的な小麦不足が起きなかった理由を尋ねたのであり、国内の農業問題については質問の主旨とズレるので議論するつもりはございません。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1948/7539)
昔は食料を海外に頼るような国はほとんどありませんでした。 食料は国内で生産するのが当たり前です。 これを輸入に頼って国内依存を少なくするとは本質的に間違いです。 この最大の間違いをしているのが日本です。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >これを輸入に頼って国内依存を少なくするとは本質的に間違いです。 輸入に頼るというより、消費者が安い方を選択するため、国産品が売れなくなり、農家が土地を手放し農業を放棄した結果だからじゃないでしょうか? 多くの国民が多少高価でも国産品を購入すれば自給率も高まると思うので、結局は国民一人一人の意識の問題ですね。
- eroero4649
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意外に思うでしょうが、実はソ連は冷戦の相手であるアメリカから小麦を輸入していたんですよ。 https://www.donga.com/jp/article/all/20180407/1278458/1 理由はソビエト体制の限界で生産性が落ちていたからです。生産量が多くても少なくても給料が変わらないので、みんな真面目に仕事をしなかったのです。そしてそれが限界になり、ソ連は崩壊しました。 そのボロボロになったロシア(ソ連)を立て直したのが、誰あろうプーチン大統領だったのです。 https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h24_h/trend/part1/chap2/c2_1_01_2.html 小麦の生産量は全世界的に右肩上がりになっていますが、需要も増えているという感じですね。50年で全世界生産量は倍以上になっています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 自分でも色々調べてみましたが、2020年頃まで日本は小麦を米国、カナダ、オーストラリアから輸入してるようで、冷戦時代も含めて日本はロシア、ウクライナの小麦はほとんど輸入しておらず、中東、アフリカが多く購入してたけど、今回の戦争でロシア、ウクライナの輸出が減少したため、中東・アフリカ諸国も米国などから輸入し、結果的に全体的に不足するようになったようですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 冷戦時代は、ソ連(ウクライナを含め)は小麦を輸出をしてなかったから、問題は起きなかったということですね。