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ソ連の映画や音楽

 冷戦時代、世界を二分するほどの国力を誇っていたソ連ですが、アメリカの映画・音楽は非常に発達していたのに対して、文化芸術方面では全くといって良いほど名作がありません。もともと帝政時代のロシア文化はレベルが高いものだったはずです。  冷戦中のソ連では、映画や音楽はどのようなものがあったのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • emisuki
  • ベストアンサー率20% (12/60)
回答No.3

音楽は詳しくないので映画のみで 冷戦後、1950年代から80年代というで、 60年代後半から80年代 アンドレー・タルコフスキー 『僕の村は戦場だった』『惑星ソラリス』『ストーカー』『鏡』『サクリファイス』『ノスタルジア』 哲学的とか詩的とか言われます。難解だとも。 世界中で影響を受けた人は映画作家だけでなく多かったです。映画ファンなら知らない人はいませんよね? 70年代~現在 ニキータ・ミハルコフ 『機械仕掛けのピアノの為の未完成の戯曲』 『愛の奴隷』『オブローモフの生涯より』 『黒い瞳』 政治家もやり、俳優もやりという監督です。 中年の女性ファンが多かったです。 本当は革命前後のロシアの芸術は世界中で最も前衛的だったんですよ。 アバンギャルドという言葉はご存知? 革命が大変なダイナミズムを生んだんです。 革命が舞踊・演劇・美術・広告デザイン・音楽・映画等、20世紀の芸術に非常に大きな影響を生んだのはご存知ですよね? だけど長続きせず、逆のベクトルが働くようになったのです。何故でしょうか? 歴史を勉強しましょう。革命直後は面白いですが、30~60年代まではつまらないです。

その他の回答 (2)

  • been
  • ベストアンサー率39% (490/1243)
回答No.2

ソ連の映画・音楽には政治的な目的があるので、いわゆる純粋芸術とは少し色合いが違います。しかし、アメリカの芸術も商業主義と二人三脚で発展してきたので、大差はないでしょう。 アメリカ映画が個性的なヒーローの活躍を描くエンターテイメントだとすれば、ソ連映画は歴史のなかの群集の力をリアリスティックに描いた叙事詩でしょう。お勧めは、トルストイ原作「戦争と平和」6部作です。原作に極めて忠実で、外国人には想像しにくいロシアの大地の香りと風の音、薄っぺらな社交界と健康な農村生活、戦場に赴く人々の落ち着き払った決意と人情の機微など、トルストイの描く「母なるロシア」の姿を美しい映像を通じて素直に納得できます(愛国的目的のため現実を美化していることはもちろんですが)。これをみれば長大で登場人物が多く、筋を追うだけでも一苦労な原作を読む必要がないほどです。 アメリカ映画もありますが、トルストイに見せても自分の作品と気付かないのではないかと思われるほど原作を無視した駄作です。

noname#6085
noname#6085
回答No.1

ソ連映画で一番印象に残っているのは中学時代、映画館で観た「ヨーロッパの解放」と言う映画です。全部で3作品ありますが、各作品の中でも3つに区切られていたりします。全作通して観ると10時間程度になります。(ロードオブザリングも3作品で10時間になりますが…。)DVD化されていて、全部持っています。 内容はソ連の国力を誇示するような内容ですが、第二次大戦中、ドイツ軍がソ連侵攻を開始したのを契機に、それを阻もうとするソ連軍との戦車戦が描かれています。大戦中の史実に基いて描かれており、配役もソックリさんを使っています。(ヒトラー等の重要人物も実物と同じ顔です。)また、登場する車輌(戦車など)も現物と同じ物を作って使用したりもしています。まさにソ連の国力を持って作られた映画です。(ソ連時代は国が映画を作っていましたからね。今はどうか分かりません。)音楽に関しては国立の交響楽団が担当していたと思います。 確かに昔のソ連映画には大作が多く、「戦争と平和(全6作だったかと思います。)」「ドクトルジバゴ」「戦艦ポチョムキン」なんかは名作だと思います。機会があればご覧下さい。

yamada504
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。「戦艦ポチョムキン」は世界史の教科書にも名作として載っておりました。ロシア革命前の作品で、無声映画だったようですね。