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著作権は誰にありますか?
事業の中で検定試験を実施するにあたって 大学の先生5名に検討委員になっていただき 2名に半分ずつ試験問題を作成してもらい後の2名に翻訳作業 残りの1名に監修をお願いしました 委員としての謝礼はお支払しています 委員になっていただくにあたって委嘱状は出していますが 出来上がった問題の使用の権利などは書面にしていません 出来上がった問題で検定試験を行いましたが 後日過去問題としてWeb掲載してもらいたいと言うと 担当職員から著作権があるのでWeb掲載はできないと言われました この場合著作権は誰にあるのでしょうか 過去問題としてWeb掲載とか印刷して配布したりできないのでしょうか
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原則として著作権は著作物を制作した人に帰属します。 しかし「職務著作」という規定があり、法人等による発意でその業務に従事する者が職務上制作し法人等の名義で公表された著作物については法人等が著作権・著作者人格権を有するとなっています。 外部委託者が制作した場合でも、過去の判例から原則として会社等が著作権を有することになっていますが、トラブルを防ぐため契約書で会社に著作権が帰属することを明記する事が多いです。 なので、検討委員の方達が完全オリジナルで制作した試験問題であれば基本的に会社側に著作権がある事になります。 しかし、試験問題の中に小説や論文など他者の著作物を引用した部分がある場合は、引用した小説や論文の著者に引用部の著作権があるので、Web掲載する場合は引用部について著作権者の許諾が必要になります。(試験問題として試験だけで使用する分には引用しても問題ありません)
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- heyboy
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自分が思ったのは 「お金は払ったが、 権利まで相手から譲り 受けていますか?」 ネックはそこですけどね。 一応、お金を払う側は 「払うと権利まで譲る」と 思われがちですが、 極端な話し書面化し、 「権利(著作)を相手に 譲渡する」と書かないと 基本的には作成した人が 権利や著作を有する形になります。 ですから、 本当の意味での使用ならば (ネットの掲載とかでも) 支払った費用の他で、 「権利(著作)の譲渡」の 話しと合わせてお支払い するのが筋だと思われますね。
お礼
ありがとうございます。 事後の使用の事まで考えていませんでした。 きちんと使用許諾の手続きをして進めたいと思います。
- hiro_1116
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下記の解説がご参考になるかもしれません。 https://www.jcea.info/nyushi2.html
お礼
ありがとうございます 法律は難しいですね 勉強して検討してみます
お礼
ありがとうございます 試験問題を作る時に後のことまで考えていませんでした。 先生方に改めて許諾を頂くようにしようと思います。