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血液が燃えて炭素化したら

人を刺したと思われるナイフがあったとします。 その後ナイフが焼けてしまった場合、ナイフの表面には、血液が炭素化したものが付着している思われます。 あるいは他の材料の燃えカスが付着しているかもしれません。 ナイフに付着した炭素を調べることによって、それが血液であるかどうかを判断できますか? まさかと思いますが、血液型など判別できるでしょうか? 炭素からどのような情報が得られるのでしょう。

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  • mogula
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回答No.2

まず、ナイフを焼いた場合完全燃焼すれば墨は残りません。血液型を決定しているのは糖タンパク質で、有機化合物です。なので、良く燃やせば水と二酸化炭素まで酸化されて、何も残りません。生焼けなら炭素が残っているかもしれませんが・・・。 但し、血液をはじめとした生体分子には微量ながら金属元素(K,Na,Ca,Mg,Fe,Se,・・・)が含まれますので、これらがナイフ表面に酸化物として残っている可能性はあると思います。 では、そこから血痕だと分析できるのか?ですが、警察関係の専門家ではないので分かりませんが、かなり困難だと思われます。 理由は、仮に炭素が付着していたとしても血液の燃えカスなのか、炎を作る為に燃やした材料の燃えカスなのか、若しくはその混ざり物なのかを区別する必要があります。燃やした燃料が灯油とかハッキリしていれば何とかなるかもしれないのですが、仮に分かったとしても木材とか動物の油とか、ましてや鳥肉や牛肉などを焼いている炎だとしたらもう区別のつけようが無いと思いますよ。 可能性としては、被害者の患部からとったサンプルがあって、それらを高分解能質量分析装置や砒素カレー事件でも使われたSpring-8などを使って同位体分析までかければその同位体比から同じ物の可能性が論じられるのかな?

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考になりました。 同位体分析について調べてみます。

その他の回答 (1)

回答No.1

血液に含まれる鉄、その他の微量金属が検出できれば、血液だと結論できるでしょう。 血液型は、完全燃焼していれば難しいと思いますが、不完全燃焼なら判ると思います。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。