コロナウイルス 発熱 肺炎

質問

コロナウイルスに限りませんが、なぜ、ウイルスや細菌に感染すると、発熱するのでしょうか。何故、肺や気管支に炎症が起こるのでしょうか。

回答No.2

kzr260v2 · ベストアンサー

発熱は免疫の反応のひとつです。

体内にいずれかの病原体の侵入を察知したとき、様々な免疫細胞の活性化と、病原体の弱体化のため、体は体温を上昇させます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、感染したにもかかわらず、無症状の場合があります。もちろん発熱もしません。これは免疫が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を検知しにくい仕組みを持っているからです。
これがCOVID-19のおそろしいところです。
今までの感染症は、いずれも「発症したタイミングと、他人に感染させるタイミングは、ほぼ同時」でしたが、COVID-19は無症状で感染させます。他人に感染させるということは、ウイルスが体内で大量に増殖している証明になります。この感染初期に免疫が適切な対応取れなかったため、COVID-19は全身にひどい悪影響をおよぼす場合があるのです。

肺や気管支には防御機能があり、通常は菌の侵入を防ぎます。しかし一部の歯周病菌などは防御膜に穴をあけ、ウイルスや別の菌が侵入しやすくする場合があります。
SARS-CoV-2の場合では、細胞に侵入したら細胞のタンパク質合成機能にSARS-CoV-2を作成させます。大量に作成できた時点で、細胞を自壊させ、細胞内のSARS-CoV-2をばらまきます。当然、この場合も穴があきますから、ほかのウイルスや菌も侵入しやすくなり、肺炎へと悪化することがあります。しかしCOVID-19の場合は、それだけではありません。免疫に察知させずに大量に増殖したことにより、免疫が過剰に反応しだして肺炎となることがあります。
免疫の過剰反応は、まさに混沌です。
・攻撃タイプの免疫細胞が正常な細胞も攻撃しだす
・酸素と二酸化炭素を交換する肺胞の細胞が破壊され、交換できなくなる
・とりあえず病原体を固めてしまえと血栓を作り出す
・血栓を作る血小板が消費されるため出血が発生しても止血できなくなる
・血栓が発生したことを検知すると、血栓を溶かす機能も起動するが、本来の仕事をしている血小板も溶かしてしまうため、出血箇所はより増える
・酸素と二酸化炭素を交換する肺胞という微細な袋に体液がたまり、交換できなくなる

以上、ざっくり説明ですが、発熱や肺炎でなにが起きているかご案内しました。参考にならなかったらごめんなさい。

お礼

ありがとうございます。

参考にして勉強してみます。

回答No.4

amfree

簡単に言いますと、
ウイルスが侵入してくると、外敵に気づいた免疫細胞たちが一斉に動き出します。
免疫細胞は相手を攻撃する力を持つものだけでなく、味方に情報を知らせる役割を果たすものもいます。
こうした伝令のような役割を果たすものが動いて、外敵の侵入情報を脳で体温調節の司令塔となっている視床下部に伝えます。
外敵侵入の情報を得た視床下部は、体の各部に体温を上げるように指示を出します。
この指令にもとづき、寒さを感じて服をきたり、布団にくるまったりします。
同時に、皮膚の血管が収縮して熱放散を抑える反応が開始されます。また筋肉をふるえさせて熱産生をうながします。これらの活動により、体温が上がるのです。

風邪、気管支炎、肺炎は、どれも細菌やウイルスなどの感染によって呼吸器が炎症を起こします。
空気中の細菌やウイルスなどの多くはのどや鼻の粘膜から侵入し、感染して炎症を引き起こします。
これによって鼻水やくしゃみ、発熱などが起こるのが、いわゆる風邪です。
これらの細菌やウイルスが気管支まで入って炎症を起こすと気管支炎を発症し、さらに肺まで到達してしまうと、肺そのものが炎症を起こす肺炎になるのです。
肺炎とかぜ、気管支炎は症状が似ていますが違います。
肺炎では、細菌やウイルスなどの病原体が、酸素と二酸化炭素のガスの交換を行う肺胞に感染して炎症を起こします。
また、急性気管支炎では、気道の下部に炎症が起こる下気道炎になります。

お礼

ありがとうございます。

解釈が難しいです。

回答No.3

takochann2

炎症は免疫反応の表現のひとつで、細菌などの異物を取り除く反応です。また、炎症が起こるとサイトカインという物質が局所から分泌されて、血液を介して脳に届き、発熱を促します。
　炎症も発熱も異物を除去するための反応ですが、過剰に反応すると正常な組織にも障害を与えます。

お礼

ありがとうございます。

むずかしいですね。

回答No.1

m5048172715

ウイルスが熱に弱いから。

ウイルスが増殖・他の寄生先へ移動しやすいから。

お礼

ありがとうございます。