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熱力学の問題です。

熱力学の問題です。以下に問題を示します。 物質量nのに原子分子理想気体を変化させる。気体定数をRとして、状態Aにおける圧力をP0、V0、T0とする。 状態A→Bは等温膨張 状態B:P=Pb、V=3V0 状態B→Cは定積変化(温度下がる) 状態C:P=Pc、V=3V0 (1)状態Bの圧力PbをP0を用いて表せ →ボイルの法則から、1/3P0だと解けました。 (2)状態Cにおける圧力ならびに温度をP0、T0を用いて表せ。 →これが分かりません。定積変化よりボイルシャルルの法則を使う事は分かりましたが、P0とT0だけでなくnとRも使わないと表せないと思うのですが・・・。 (3)A→BにおけるW(A→B)、Q(A→B)、ΔU(A→B)、ΔS(A→B)を、P0,V0,T0を用いて表せ。 →内部エネルギーΔUは0、またW=Qだということは分かります。これも(3)同様、nとRを用いないと表せない気がします。 (4)は、(3)と同様のものをB→Cの過程に変えたものです。 問題文のファイルも添付しておきます。 どうぞご教授ください。

みんなの回答

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.1

(1)A→Bが等温過程ですからPV=一定です。よって Pb(3Vo)=PoVo Pb=Po/3...(i) となります。 (2)C→Aが断熱過程ですからPV^γ=一定です。二原子分子ですからγ=1.4です。よって PoVo^γ=Pc(3Vo)^γ Pc=Po(Vo/3Vo)^γ=Po(1/3)^1.4=Po/4.66=0.215Po...(ii) となります。 (3)Wab=∫Pdv=nRTo∫(1/V)dV=nRToln(3Vo/Vo)=nRToln3...(iii) 等温変化ですから内部エネルギーに変化はなく ΔUab=0...(iv) またΔUab=Qab-Wabですから Qab=nRToln3...(v) です。エントロピー変化は ΔSab=Qab/To=nRln3...(vi) となります。 (4)体積変化がないので Wbc=0...(vii) です。二原子分子ですのでCv=(5/2)Rですから Qbc=(5/2)nR(Tc-Tb)=(5/2)nR(0.645To-To)=-0.8875nRTo...(viii) です。マイナスなので放熱しています。 ΔU=Qbc=-0.8875nRTo...(ix) マイナスなので内部エネルギーは減少です。 ΔSbc=∫dq/T=∫CvdT/T=∫(5/2)nRdT/T=(5/2)nRln0.645=-1.096nR...(x) となります。マイナスなのでエントロピーは下がっています。

soreponde
質問者

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ありがとうございます!