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顔が崩れていく難病知ってますか?
以前ネット(確か香港だったと思いますが)上で、5枚くらいの写真が時系列で患者の異変の様子をとったサイトを見ました。 その画像は、日を追うごとに、患者(40代の男性)の顔がどんどん崩れていくという写真でした。 生まれつきではなく、30,40代から起こるこの奇病を心当たりある方いましたら、教えて頂けますか。 よろしくお願い致します。
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No.1,2の方のお答えから日本ではハンセン氏病への誤解が多く、いかに見当違いのイメージをもっているかわかります。 ハンセン氏病(ハンセン病ではありません)は顔が崩れていくのではありません。多くのハンセン氏病では皮膚の脱色素や脱毛が生じ「らい種型」では肉芽形成が顔面でも生じるので部分的に凸凹した感じにはなりますが「崩れていく」という外観ではありません。既に治療法も見つかっていますので、仮にハンセン氏病で顔面に症状が出てきてもそれを放置することはいくら中国でもありません。 むしろ顔面の壊死が生じやすいのは晩期の梅毒です。 さて、ではこの40台男性の顔が崩れていくというのは何の病気か?これはほんとうにいろんな病気を勉強して知っている人しか答えられないので、こんなところで無料で正解をお答えするのは非常にもったいないわけですけれども、進行性顔面半側萎縮症、別名Parry-Romberg症候群と言います。30-40台に特に起きるというのではありません。10代~老年期まで幅広く発症することがあります。筋肉の萎縮に始まり、骨の萎縮が部分的に生じていきます。原因は解明されていませんが、神経性萎縮といって顔面に分布する神経の変性が原因とする説が有力です。 先に書きましたように、進行した梅毒や癌の顔面骨転移など個々の病気では2次的に顔が崩れることはあります。香港の写真の例がほんとうに特定の病気であったかどうか非常に疑わしいものですが、原因が顔自体にあって素人目にはどんどん崩れていく、という表現に該当するものはこのParry-Romberg症候群です。
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- blueseman
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うーんハンセン病かもしれませんが、これは今では抗菌剤で完治しますし、とろける様に顔が変形しますが、完全に顔面がどんどん崩れて行くと言うのとはちょっと違うと思います。 私がまず思いついたのは鼻壊疽と言われる疾患です。病理学的には進行性壊疽性鼻炎、致死性正中性肉芽腫、正中性悪性細網症等様々な名称がついていますが、本体は鼻腔から発生する悪性リンパ腫の一種で、なぜだかアジアに多く(日本でも見られ、一時私もこの研究をしてました)、鼻がまず溶け、徐々にその周囲の組織も壊死を来たし顔面骨が露出し、死に至る重篤な疾患です。 今ではT細胞性リンパ腫であろうと言う事でほぼ意見の一致が見られているようですが、B細胞性と違い治療抵抗性で、予後不良の疾患の一つです。
- yui-fujibayasi
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おそらくハンセン病だと思います。 らい病とも言います。 日本の戦国時代には、斎藤義龍や、大谷吉継がらい病でした。
- hijyousyudan
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ハンセン病(癩)のことですね。
補足
有益な回答ありがとうございます。 進行性顔面半側萎縮症、別名Parry-Romberg症候群の発病率ははどのくらいなのでしょうか。 (ちなみに同じような神経難病にALSは10万人に一人くらいの割合だったかと思うのですが) またParry-Romberg症候群の患者の画像があるサイトはないでしょうか。 自分が見た写真と同じなのかどうか確認で見てみたいのですが、見つかりません。 もし分かりましたら、教えて頂けますか。