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日本製品について景気を考えて
お世話になります。 家電製品や電子製品を購入の際、日本のメーカーを昔から選択してました。 テレビを10年前に購入の際SONYを選びました。 メイドインマレーシアでした。 あまり見てませんが特別製なので全く問題なく使えます。 安い海外製は論外でした。 オーディオ製品も多くはメイドインチャイナですがメーカーは日本でした。 日本の技術が海外に渡ってしまったと聞きます。 日本の景気のために何故日本製を購入しないのでしょうか。
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国産品を購入したいと思う気持ちは、同感です。 商品名(ブランドネーム)を見る限り、日本製のオーブンレンジ、ポット、プリンターをつい最近買いましたが、生産国は全て中国でした。 しかし、今どき、国産の白物家電や電子製品を買おうとしても、なかなか入手できません。 なにしろ、洗濯機や電子レンジは90%以上、冷蔵庫は80%以上が海外生産です。 テレビの国内生産も微々たるものです。 ソニーのテレビは、随分前から研究拠点も生産拠点もマレーシアです。 海外生産であっても、稼ぎ(利益)から税金を納めた残りは、日本のものです。 安い賃金の現地労働者を雇用して、税制の優遇を受けたりして、日本では得られない利益を上げています。 日本側出資者向け支払い(配当金、ロイヤルティ等)は、2018年度、5兆円でした。 (参考URL下記) 今は、貿易収支(平たく言えば輸出の稼ぎ)より多いのです。 このことは、逆の立場で考えると、日本国内にも多くの外資系のお店がありますが、売り上げはその企業の本社のある国に吸い上げられているわけです。 「日本の技術が海外に渡ってしまった」と思われるのも当然ですが、私のサラリーマン時代の経験から言えば、欧米に追い付けと、欧米に教えてもらいながら、その技術を真似してきました。 今の中国も私たちと同じ道を歩んでいるな、と思って、見ています。 参考:経済産業省「海外事業活動基本調査概要」 https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200527002/20200527002-1.pdf 22/22ページ 12.現地法人の日本側出資者向け支払の状況 「2018年度の現地法人からの日本側出資者向け支払は5.0兆円、前年度比+9.8%の増加(24図)」
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- g27anato
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日本国内では人件費抑制が難しく製品価格が上昇するため、 人件費を抑えられる新興国での日本企業の管理による現地製造が増えてます。 技術の盗用については現在もスパイ行為が問題として残っている事もあり、過去には中国や韓国を信用して質問のような失敗をした事からも教訓を得て、 現在では現地企業の工場での現地企業による製造とは全く違う、 現地企業に技術移転する事なく、日本企業の管理下でマニュアル製造する事で日本企業の責任において販売されていて、 日本のブランドという事で、日本国内製と同様の信頼性が維持されてます。 日本の景気という意味でも、 海外製品との価格競争力を高めたり、日本国内での物価高騰を抑える事に繋がってます。
お礼
ご教示くださりまことにありがとうございます。 この度はお礼が遅れてたことはすみませんでした。 どうもありがとうございます。
- eroero4649
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>日本の景気のために何故日本製を購入しないのでしょうか。 逆に、日本人が日本製を購入してしまったがために衰退したものもあります。 スマートフォンがそうです。 スマホが世に出回り始めた頃、日本人がスマホに求めたのは「テレビが映ること」でした。当時の日本のメーカーのスマホの多くがワンセグチューナーを内蔵していました。ついてないのはiPhoneくらいだったと思います。「スマホでテレビが見たいからAndroidにする」という人も多かった。 しかし海外のユーザーはそんな機能は求めていませんでした。結果、日本のメーカーのスマホは海外で売れず、海外のメーカーのスマホは日本では(iPhone以外は)あまり売れませんでした。 それでも日本市場が海外市場より大きければメーカーは日本国内市場専門でやっていても利益を出すことができます。けれど、日本国内市場はむしろ日々細っていきました。 日本で一番売れているスマホはiPhoneだったし、当時格安だった中国や韓国のスマホを使うユーザーもそこそこいたからです。 そうこうするうちに、日本メーカーは次々とスマホ市場からの撤退を強いられました。メーカーだって利益が出せない事業を続けるわけにはいきません。 日本のユーザーの嗜好と市場は独特で、このようなある限定された地域だけ独自の進化をしてしまうことを「ガラパゴス化」といいますが、日本市場は典型的な「ガラパゴス市場」になってしまったのです。これは参入障壁になっている面もあり、日本市場で売れているものは海外では売れないという事態にもなります。 思えば日本製品も1970年代までは「安かろう悪かろう」の代名詞でした。それが品質でも評価されるようになったのが70年代で、その評価がゆるぎないものになったのが80年代です。 今中国は日本の70年代になろうとしていますね。電気製品を始めとしてあらゆるもののクオリティが上がってきていると思いますが、それを「日本の高い技術から盗んだ」と我々がいえるのもこの辺りまでだと思います。 AIやEVといったような「新しい技術」はもう日本は現時点で中国より遅れています。「中国に盗まれた」などといってられるのも、あと10年も残っていないと思います。
お礼
スマホをわたしも日本製最初に買いました。 仰る通りですね。 日本はガラパゴス化してました。 中国は日本を追い越した技術もありましたね。 お礼が遅くなってすみませんでした。 ご回答ありがとうございます。
- okvaio
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私も電化製品は日本製を選んでいます。 ささやかな日本企業への応援です。 コスト追究のための海外生産は、技術が流出するのは 仕方ないですね。過去の日本もそうしてきたと思います。 まあ、今や家電業界の勢力図は一変していますね。
お礼
日本のことを考えますね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
大変お詳しく教えていただきました。 お勉強になりました。 リンクもありがとうございます。 日本製品購入をこれからも心がけていたいです。 この度はお礼が遅くなってすみませんでした。 ご回答ありがとうございます。