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体育ママゴンに育てられたアスリートたちの悲劇

一昔前、「教育ママゴン」が批判されていた。勉学を強制され成人になっても鬱症状に苦しんでいる私の親しいメル友が二人いる。 フィギュアの浅田真央は5才から始め、26才で引退するまでスケート一筋。しかし、引退すると目標を失い「ウツ」になってしまったという。再びスケートに戻り、プロとしてアイスショーに参加することで生き甲斐を見出したと言う。スケート以外に生きる道は見出せないのだ。 卓球の愛ちゃんも、平野選手も5才から。新体操のロシアのアベリナ姉妹は4才から。アスリートではないが、中国では上海雑技団の曲芸師は3才から仕込まれるという。 これって、英才教育として見逃していいのだろうか? 人生には、そして世界には、諸々の興味ある物がゴマンとあってそれぞれに追及する価値がある。それなのに、親が一方的に強制的に、子供の将来を決めてしまっていいものだろうか? 5才と言えば生まれたばかりだ。自分の考えは育っていない。親に与えられたものが全てで拒否する考えすらない。憲法にも「職業選択の自由」が保証されているのに、親は当然のように一方的に剥奪して自責の念すらない。 浅田真央の趣味はジグソーパズルとレゴだと言う。人生の代わりの生甲斐とするには余りに貧しい。スケート以外に十分な余暇時間がなかったせいだ。 そういうアスリートたちの戦いを観て喜ぶ観客もおかしい。 古代ローマで奴隷同士あるいはライオンと死ぬまで戦わせて熱狂したローマ市民の姿と重なる。 幼少時から1つのことだけやらされて来て”いびつに育った”人間同士を戦わせ、それに熱狂する我々観客はおかしくないか?”いびつ”と言ったのは、今回の五輪の件で、彼らに社会性が丸でないので驚いたからだ。スポーツに勝つこと以外何も教えられていないイビツな人格だ。 アフリカやインドで、子供を兵士にしたり、働かせたりすることが問題になってるが、体育ママゴンの”英才教育”も子供の権利を踏みにじる、大いに問題ある行為だと思うがどうか? 尚、橋本聖子はパパゴンでした。ウエイトリフティングの三宅選手もパパゴンでした。 私はママゴン、パパゴンに人生の選択権を与えられなかった彼らに深く同情します。

みんなの回答

  • yaasan
  • ベストアンサー率22% (2731/12290)
回答No.2

スタートは強制的に始まったかもしれないけど、小中と上がるごとに本人に選択権は移りますよ。そうして移って、本人が選択したのは子供の頃から頑張って、日本でトップクラスの実力がついているから、このまま世界を目指そうと思った本人の希望で協議を続けているのですよ。 浅田さんの話が出ているので、解りやすいのは、姉の舞さんの話。楽しくて続けていたスケートが妹の台頭で「浅田真央の姉」というレッテルばかり貼られて、スケートが楽しくなくなって、クラブとかで遊びまくって、結果スケートでは成績が振るわなくなって、21歳ぐらいで早々に引退されましたね。あなたの言うママゴンに育てられましたが、早々に引退した一つの例かと思います。 他の国の事情は解らないですが、日本ではちゃんと自分で選んだ道を進んだだけだと思いますよ。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 アフリカやインドで、子供を兵士にしたり、働かせたりすることが問題になってるが、体育ママゴンの”英才教育”も子供の権利を踏みにじる、大いに問題ある行為だと思うがどうか?  おっしゃる通りです。〇大に通るように育児センターへお抱え運転手のBMVで送り、〇塾に通わせる教育ママゴンと同じです。

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