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鉄道車両の「系」と「番台」の違い
鉄道車両における「◯◯系」と「◯◯番台」の違いを教えてください。
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- Ohjo-Koita
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JR東日本のE257系(主に中央線特急あずさ)を例にとってみると 【基本番台(0番台)】 ・基本編成9両編成、付属編成2両編成 ・グリーン車あり(半室) ・専用増結車両あり 【房総仕様(500番台)】 ・全5両編成(前後に別編成を増結する仕様) ・先頭車が基本編成の3号車にあたる様な構造 ・グリーン車なし 【踊り子仕様(基本編成改造編成)】 ・基本編成を東海道本線用に改造したため+2000番台 ・グリーン車あり(全室に変更) ・専用増結車両は2500番台 【踊り子以外仕様(基本編成改造編成)】 ・基本編成とは別仕様で改造したため+5000番台 ・グリーン車あり(全室に変更) 【踊り子増結車仕様(元500番台改造編成)】 ・2000番台増結用として改造したため+2000番台 ・グリーン車なし と言った様に、E257系の初期だけでも用途によって0番台・500番台に分かれます。500番台の中には、未だ改造されずに活躍しています。 E353系の登場によりE257系は余剰になってしまいましたので、東海道本線(主に踊り子)向けに改造し+2000番台になりました。 また、利用先は未だに未定ですが、+5000番台として改造された(または改造中)のものもあります。 要は、同じ流れを組む車両を「系」と呼称、その中で用途に合わせて仕様変更し・かつ判別し易くしたものが「番台」と言うことになります。中には、番台分けせず、そのまま各地へ投入する車両もあります。 これをJR東海313系で見てみれば 0・300・5000・5300は、東海道本線仕様 大雑把に1000の位の番台は、中央線仕様 大雑把に2000の位の番台は、静岡仕様 大雑把に3000の位の番台は、ローカル仕様 と言った風になります。