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バーク堆肥の上に追肥、オルトランはOKか?
- バーク堆肥の上に追肥や農薬を置くべきか迷っていませんか?
- バーク堆肥の上に追肥や農薬を置くことはできるのでしょうか?
- バーク堆肥の上に追肥や農薬を施しても問題ないのでしょうか?
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- FattyBear
- ベストアンサー率33% (1531/4613)
土壌改良材や肥料は普通は土中に混ぜ込むものです。 オルトランも根から成分を吸収させるタイプの農薬ですから 効果を期待するなら混ぜ込みます。泥はね除けにバーク堆肥 で土の表面を覆うのは??混ぜなければ土壌改良になりません。 泥はね除けなら他にいろいろな適材があります。
- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/758)
バーク堆肥はバークだけ積んでも熟成がかなり遅くなるので大抵鶏糞をある程度混ぜてあることがほとんどです。良質な物なら肥料分があまりないと言う事はなく、いろいろある堆肥の種類の中で唯一肥料が混ぜられているのはバーク堆肥だけ。ただ製品によってはかさ増しに小枝や落ち葉なども混ぜられていてあまり質が良くない、樹皮が完熟出来ているか疑わしい、腐葉土の作り方の方に近い(堆肥としての質。基準が決められていないので質は様々。バーク堆肥の場合腐葉土の出来上がり状態と違いかなり水分を含んでいて有用微細生物も豊富)商品もあって、そのような物だとすれば鶏糞もあまり混ぜられてないかもしれません・・・。乾燥させたものの場合は樹皮の割合が多く鶏糞がちゃんと使われているかどうかを必ず確認した方が良いです。 以前土壌改良目的も兼ね川砂主体の痩せた土に、地元で作られた質の良い生バーク堆肥を植え穴を大きく掘ってその土に3割混ぜ戻し1年草の苗を数株植えたところ(元肥を兼ねて)、驚くほど良く育ち株がかなり大振りになって(混ぜる前はほとんどが途中で枯れていた)たくさんの花を咲かせてくれ、沢山の種も出来て翌年はそこの場所からこぼれ種から芽生えた小苗が沢山。それを移植すると一気に植える株数が殖えました。もちろんバーク堆肥を与えた後は肥料は何も与えてません。それを3年繰り返したところとても良い土に変わり、以降は自家製コンポスト堆肥(土を多く混ぜたので見た目は土。ただEM菌を使ったので有用微細生物は豊富)を株周りに2センチほど敷き詰めてから浅く耕して漉き込む程度で良い状態がずっと保てました。 そもそもバーク堆肥は泥跳ねを防ぐマルチング目的に使うものではありません。土壌改良や毎年の土作り時に混ぜる堆肥です。植物の育ちに大いに関係している有用微細生物が豊富で、普通は土に混ぜて使う物。土に良く混ぜておかなければ土壌改良への効き目も望めません。バーク堆肥は樹皮の繊維が細かく分解されているのでマルチングに使ってしまうとせっかく沢山居た有用微細生物が土の乾燥や空気に直接触れてしまう事でかなり減ってしまうし、繊維が細かく軽いので風が吹くと結構な量飛ばされてしまいます。他の堆肥よりも良質でお値段も高めなことが多い堆肥をマルチングに使ってしまうなんて、私は凄くもったいなく感じます・・・。 元々泥跳ね防止に使うのはバーク堆肥ではなくバークチップかウッドチップの方。今回は言い間違いで、本当はこちらの方ではありませんか?また、バーク堆肥を使うよりは稲わらを敷いたりビニールマルチを使う方が安価で効き目も良いです(バークチップは劣化が早くウッドチップは風で散らばり易い)。場合によっては(雑草抑止を兼ねてと見た目の良さから)バーク堆肥以外の堆肥を混ぜて土作りし、緩効性肥料を土に良く混ぜてから水が通る様に細かい穴を開けてあるビニールマルチや植物を植える部分に穴を開けた丈夫な園芸用不織布など(水は通しても土などは通らない)を敷いて苗を植え付け、更にビニールや不織布の上にバークチップを敷き詰めます。これだと野菜以外の栽培での泥跳ね防止では一番目的に合っていると思います。 対処としては、まずは敷いたバーク堆肥はいったん全て取り除いて下さい。そして苗周りの土を浅く耕して、バーク堆肥を片手で軽くひとすくい程度の量耕した土に良く混ぜて下さい。本来は苗を植え付ける植え穴を一回り以上大きめに掘って、その掘り出した土の3割ほどの量を土に混ぜてから穴に戻し入れて苗の根鉢が入る穴を掘り植え付けると良いのですが、今回はもう植え付けた後なので新しく伸びてきている根の先端を傷つけないように浅くしか掘れません・・・。 樹皮の多い製品ならおそらく緩効性の肥料は必要ありません。花苗なら時々液肥で補えば大丈夫です。ヒマワリやペチュニア(特にサフィニアなどのブランド苗は専用液肥が必要)の様な肥料喰いの性質の物なら後で定期的に何度か追肥を与えた方が良いです。緩効性の肥料も基本的に土に混ぜてから苗を植え付ける使い方をするものが多いので、ちゃんと「土にパラパラと撒いて使える」と書いてある物以外土の表面に置く使い方は出来ません。緩効性肥料の製品の多くは土の中の成分と出会えないと肥料の養分が溶けだせない構造なので、置いただけでは水に濡れてもほとんど肥料の養分は染み出てくれません。バーク堆肥をもし使わないのなら代わりに浅く耕した土に少量撒いて良く混ぜれば養分は一応染み出てくれますが、耕した土が少ない場合はどうしても使用できる量が少なくなってしまうので、パラパラと撒いて使える元肥を更に使って補わなくてはならなくなるでしょう。それだったら最初から緩効性肥料は使わず定期的に土に撒ける元肥だけを与えた方が適切な量を効果的に土へ染み込ませることが出来ます。まあ、今回はバーク堆肥があるので緩効性肥料は使わない、植物の育ちを見て遅く感じる様なら早く効く性質の土に撒ける元肥を定期的に与え補なっていくという事で良いのではないでしょうか。 ちなみに肥料成分の与え過ぎは異常に巨大化したり、成分比の偏りによっては茎葉ばかり大きく育ち蕾が出来なく成ったり花数が多く成らない、実が目的の植物だと実が付かなくなる、葉の色が褪せたり黄色くなってくるという弊害が起こる事も。ひ弱に早く育ってしまえばハムシなどの大量発生につながります。なお、土に撒いて使う緩効性肥料や元肥は与えるつどマルチングをどかすか剥がしてから与え水をたっぷり撒いてから元に戻して下さい。そうしないと効果的な効き目が望めません。 オルトランは害虫が発生してから使いましょう。予防目的で使うと使用期間が長くなりがちで土の中に居る有用微細生物が成分で死んでしまい、土の養分や肥料の成分を植物の根が吸収しにくくなってしまいます。特にバクテリアの様な微生物が大量に減ってしまうと土環境が目に見えて悪くなってきます。基本的に植物は良い土を使い土作りを済ませ、種類に合った環境で育てられれば植物体自体の免疫が高まり葉茎の質も硬くなり害虫を寄せ付けない成分を放出させて害虫の食べにくい質に育ちます。逆にどうしても害虫を防げない、害虫が多く付くと言うのは、土自体の質が合ってないか悪い、温度や日光など環境がその種類の好みでない事も多い物です。畑なら化成肥料の等分比の製品の使い過ぎによる残留窒素と言うのも考えられ、私の家では先住者が与えていた堆肥と化成肥料の余剰の毎年長年の蓄積による残留窒素でひどい目に遭い、対処しても抜けきらず結局耕作放棄してしまって土の回復までに10年もかかりました。 オルトランの薬の成分は人に無害とは言えず独特の匂いを感じると言う事は人が殺虫成分を多く吸っていると言う事。敏感な人だと気分が悪く成ったり吐き気が起きしばらく気分が悪いのが続く事も。 オルトランなど顆粒状の農薬を使う場合もマルチングの上からではなく直接土表面に撒きましょう。マルチングをどけたり剥いでから株周りに薄く広く撒いて水をたっぷりと撒いてからマルチングを戻します。あとはいつもの水やりや雨が染みる事で土に成分が染みて行きます。作業が面倒であれば水に溶かしてジョウロで土に撒ける種類を選んだ方がマルチングをどかしたり剥がさずに済みます。
お礼
大変詳しい回答ありがとうございました。購入したバーク堆肥は「敷きつめ堆肥」という商品で敷き詰めるタイプのものです。ですからバークチップではありません。バークチップは別の所で使用しております。
固形肥料は雨などの水に溶けて植物の根から吸収されます。 でも固形肥料と言えども速効性ではなく緩効性ですので例えば土壌中の細かい微生物(糸状菌・細菌...)に分解されて植物の根から遅めに吸収されそうですね。 ですからバーク堆肥の上に固形肥料を置いてもだ丈夫です。 土壌改良剤のバーク堆肥と言えども少~しだけ栄養分が有り植物が吸収しますので同時期に一緒に吸収されそうですね。 オルトランは顆粒状の農薬でこれは水に溶けてすぐに植物の根から吸収される速効性で駆除できます。オルトランも一緒に撒いて下さい。
お礼
回答ありがとうございました。では、バーク堆肥の上にそのまま施したいと思います!
お礼
回答ありがとうございます。購入したものは敷き詰めるタイプとうたっているバーク堆肥です。もちろん混ぜ込んで使用することは知っていますが、泥はねも防げるということでそのような目的で使用しているというわけです。