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西瓜に施肥する堆肥の役割は?
- 西瓜の栽培において、堆肥の役割とは何か気になります。40cm×30cmの穴に堆肥を掘り込んだ後、土に化成を混ぜて埋め戻す方法があるようですが、堆肥の効果は土壌改良や肥料の吸収性に関係するのでしょうか?
- 堆肥を施肥することで、土壌の団粒構造が改善されることや、肥料の吸収が容易になる効果があると言われています。しかし、西瓜の場合はどちらの効果も期待できないのか疑問です。堆肥は保肥性を期待しているのでしょうか?そして、追肥は必要なのでしょうか?
- 西瓜の栽培時には堆肥を穴に掘り込み、化成を混ぜた土で埋め戻すという方法がありますが、この堆肥の役割について疑問があります。堆肥は土壌改良や肥料の吸収を促進する効果があると言われていますが、西瓜の場合はどうなのでしょうか?堆肥には保肥性が求められているのでしょうか?追肥は必要なのでしょうか?
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- bannzaiusagi
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有用微細生物(微細昆虫や土ダニ、ミミズ、カビの菌糸、バクテリアなどの微生物)を根の近くで殖やし、植物の根が有用微細生物に助けてもらい養分がより吸収できる様にしてもらう為。特にスイカは水はけが良い土を好む大型植物なので根も水を求めてそれなりに深く伸びますし。 堆肥は沢山の微細な生物の住処兼エサで、役割は食べ物で例えれば味噌を作る時の麹菌やお酒を造る時の酵母の様な物。材料に加える種株とでもいいましょうか。周りの材料(畑で言えば土)にも移行していき殖えて、食べ物なら似た様な作用の末に味噌や酒(畑なら土環境の良い土)が出来ます。 植え穴底に入れる場合の堆肥は好みで底の土へ混ぜても混ぜずそのままでも。堆肥それ自体が底で変化し役立つというよりも、堆肥に住んでいた有用微細生物がもっと殖えていき、堆肥に含まれるエサが少なく成ればエサを求めて周りの土の方へ広まっていくだけです。 堆肥は元肥え的な働きも少しありますが、主な使用目的は周りの土へ有用微細生物が移っていって周りの土内でたくさん殖えていって貰う(そして根が吸収し易い形に養分を分解してくれる)ためで、団粒構造と言うのは有用微細生物の働きによって出来る副産物。堆肥の使用目的は団粒構造目的だけでは無く今回の場合それほど関係ありません。 化成肥料は早く良く効きますが土の質を悪くします。堆肥を入れずに栽培していけば土の元々の養分(成分含む)まで無くなり土に前から住んでいた有用微細生物の方も大幅に減って、常用すればだんだん土が痩せていき固くなり、だんだん病害虫に対し弱くなります。 堆肥を入れれば将来土内から減る養分を減らしすぎず、場合によっては元よりも殖える事もあるので入れた方が土環境が保てたりより良くなったりもします。 でも、出来る事なら化成肥料は元から使わずに有機配合肥料など土への負担や悪影響が無い有機肥料を使った方が、育ちもゆっくりで締まった程良い大きさで美味しい野菜へ育ってくれ、土も硬くならず痩せる事もなく、無理のない育ち方なので病害虫に強い野菜が出来ます。 また化成肥料の場合成分比など考慮し適切に使わないと毎年余った成分が蓄積し残留してしまえば良くない状態の土に変わり弊害も目立ってくるので肥料も堆肥も主に有機物に頼り化成肥料は生育期の追肥として少量使う程度に、数年に一度余剰成分抜きに肥料喰いの作物を作り収穫後に残った物は漉き込まず他の畑などへ移し、毎年の適切な土作りさえ怠らないでいればずっと土環境の良い畑に保て易くなりますよ。
- qwe2010
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堆肥は、肥料分の濃度が少なく、長期間にわたって効果があります。 化学肥料は、短期間、濃度が高く、直ぐに失われます。 そのために、追肥が必要です。 化学肥料だけでは、植物は、健康に育ちません。 葉の厚みは、薄くて、スイカなど、大きく育ちません。 毎年堆肥を入れ続けると、少しづつ、おいしいものができるようになります。 化学肥料だけだといつまでたっても、おいしいものはできないでしょう。