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信用創造がわけわかりません!

高校の政経の授業でやったのですが、「信用創造」が解りません。 たとえば、個人が100万銀行に預金するとして、その時支払準備率が10%だと、10万が日銀に行き、のこりの90万は銀行に残るけど、それをすぐに企業Aに貸し付けするメカニズムはわかります。 でも、企業Aがその90万を企業Bに支払い、そのお金を銀行に再度預金することで、なんで預金残高が上がるのかわけわかりません。 この場合、ここに出てくる銀行はひとつに限られるのですか? 複数あるわけじゃないんですか? それだけでもいいので教えてください。 本気で困ってます。

みんなの回答

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.4

一度常識をとっぱらって「信用創造とは完全な騙しの詐欺システム」という視点で、そのトリックを観てみるとすぐに理解ができます。 ネズミ講システムを理解する感覚で読み解くとよいです。 そして理解した後に、それは詐欺や騙しではないんだと自分に言い聞かせればよいのです。

  • eikowings
  • ベストアンサー率39% (125/314)
回答No.3

信用=お金を貸すこと 創造=つくること 信用創造=貸し出しが増えること。 個人が100万銀行に預金するとして、その時支払準備率が10%だと、10万が日銀に行き、のこりの90万は銀行に残るけど、それをすぐに企業Aに貸し付けするメカニズムはわかります。 これで、100万円の預金により、90万円の貸し出しが出た。 企業Aが企業Bに90万円を支払う時、現金取引というのはあまり考えられない。 口座間で支払いを完結する。例えば、三井住友銀行XX支店XX口座→みずほ銀行XX支店XX口座へ支払い送金される。みずほ銀行の支店からすると、90万円の入金は、その分だけ、貸付余力が出ることになります。 90万の10%を日銀準備、残り90%を貸し出しに回せます(理論上は) そうすると、追加の信用創造81万円が、最初の貸し出し90万円に加算されることになる。 これが理論上の信用創造の原理です。

  • hotmail55
  • ベストアンサー率50% (69/136)
回答No.2

信用創造は、経済主体を個人としてみた時に理解しやすい概念です。国全体としてみた場合、同じ100万円が行ったり来たりしているだけなので、何で増えるのと感じるのは当然です。 支払準備率を無視して考えると次のようになります。 1.Aさん(A社でも同じ)が100万円X銀行に預けます。Aさんから見たら100万円資産があることです。 2.X銀行はBさんの事業を「信用」してその100万円をBさんへ貸し付けます。ここで、貸付行為自体を見ると、本当にそれが戻ってくるかどうかは分からず、ましてや利子がついて戻ってくるかどうかは単に信用に基づいていることになります。その意味で「創造」と言っているわけです。社会的にX銀行がBさんに100万円分の信用を供与したわけです。この時点でAさんは100万円の資産があることに変わりなく、Bさんは100万円の負債があるということです。Bさんの100万円は負債ですが、ともかく手元に100万円ありますから、お金は増えたことになるのです。このように、経済主体を個人において考えるのが信用創造の意味です。 3.あとは、Bさんが銀行から借りた100万円をX銀行へ預けようがすぐにY社への支払いに使おうが、関係ありません。 4.注意するべきは、貨幣と商品は別物だと言うことです。確かに、リンゴ1個を買うとき100円を支払うと言うような交換行為が行われますが、リンゴは食料という消費財であり、物品ですが、100円はそういった価値は全くないのです。これは絶海の孤島に1000億円持って行っても、他に誰も居なければ何の価値もないのと同じです。つまり、もともとそれ自体として価値のないものですから、信用創造という行為によって、何倍にもできるのです。 繰り返しますが、普通、信用創造とは銀行の貸し出し行為のことを言います。 そして、この貸し出し行為が繰り返された結果、増えたマネーサプライ(現金+預金)のことも意味します。100万円が繰り返し貸し出し、預入されれば、それだけ増えることになります。 借りたお金をZ銀行へ預けようが、P銀行へ預けようが、そのことは関係ありません。銀行はどこでも集めた預金を貸し出すことをやっているので、どこへ預けようが同じ信用創造をやっているからです。

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

> 企業Aがその90万を企業Bに支払い、そのお金を銀行に再度預金することで、なんで預金残高が上がるのかわけわかりません。 まず最初の時点を考えましょう。 個人の預金100万円があるだけですから、預金の合計は100万円です。 つぎに企業Bが預金をした時点を考えましょう。すると、銀行には  個人の預金100万円  企業Bの預金90万円 の合計190万円が預金として存在します。 したがって、預金自体は増えることになります。 一方で銀行の貸付90万円が発生しているので、全員の資産合計から負債合計を差し引いた純財産はやはり変わらず100万円となります。 > この場合、ここに出てくる銀行はひとつに限られるのですか? いいえ。いくつあってもかまいません。