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法の壁
常磐線に乗用車がツッコミ、22万人の足に影響が出たとの報道について考える。 噂でよく聞くのは、列車を止めて、そこに過失があった場合には、その帰責事由あるものが損害賠償の責に任じられるとする話がある。 要するに、今回の件では、乗用車に載っていたものが、列車を止めた損害の賠償責任が向けられるとするものである。 まず、この遅延により、乗車できなかった場合の営業損害とは、明白な立証ができるのか? 湘南新宿ラインを利用していた筆者としては、毎日にように点検による遅延を受けており、年間のその自由による遅延合計時間は、今回の遅延と大きな違いはないと思われる。 だとすれば、自己都合では、JR側は、利用者が遅延による損害を被っても、賠償責任はなく、JR以外のもによる事象でおこった場合にのみ、その責任を追求することを声高に表明することになる。 無灯で走行したためパトカーに追われ(イニシャルDで実行した拓海は天才と評される)、列車に突っ込んだものは、そのまま車を乗り捨てて行方を眩ませている。 確かに事件である。しかし、起こした事件は、列車の器物破損である。 物の破損である点は、私の家の花瓶の破損も、JR君の所有の列車の破損も違いはない。絶対にない。 JR君は、私より偉く、法的には認められていない部分で、主張できるとしたら、法治国家の意味がない。 つまり、金や財力があれば、言いたいことを言える。である。 日テレネットニュース24では、逃げた犯人について事細かに取材している。異常である。 ここで重要なことは、遅れた人々に対する経済的な損失や、その方たちの無念の解消である。 それについて、JRはなにかしたのか? する必要が本当にないのか? 車が突っ込まれるような外壁に問題はないのか? 遅れた人たちに、例えば乗車券を無料するとか、もちろん、常磐線の社員は、給与カットするとか そんな乗客思いの対応は異常か? むろん、犯人が捕まったら、裁判して、自らの給与カット分を取り戻せばいいだろう。 問題は、乗客へのサービスや思いやりである。 JRにも、日テレにもそんなもんは感じられない。 金のあるやつがないやつを痛め付ける社会。 それが日本であるかのような事件ではないか。
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- watanabe04
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- tzd78886
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補足
なるほど、そうですか。