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貨車のつなぎ替え、今のやり方は?
かれこれ60年近く前、田舎駅で汽車が貨車の連結を変えるため貨車を引っ張っては押し放し、ポイントを変え、作業者がブレーキをかけながら進んでガッシャーン!とつないでました。 私はそばに住んでいたのですが、橋の下を汽車が煙をはいて走っていたのでよく橋の上から見てました^^ 汽車から貨車を放す速度、作業者のブレーキの掛け具合、どちらも職人技だと思います。 つなぎ変えの作業は今でもやっているでしょうが、まさか今の時代職人技ではなさそうに思うので、どのようにやっているのですか?
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- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
基本的に貨物駅構内には切り離し用の軽い坂道が用意されていて、上で切り離すと1両毎にポイントを切り替えて各方面行きに仕立てるのが今の主流です。これでも時間がかなり必要な為、極力切り離し無しの直行便に仕立てる事が殆どになりました。 嘗ての国鉄の方式だと東京ターミナル発で鶴見増結湘南増結沼津切り離し富士増結清水切り離し~と延々やって梅田貨物駅着なんてやって居たのです。だから東京~大阪梅田が24時間超えるなんてのも。
- 植木屋(@ks5014)
- ベストアンサー率7% (1/14)
今はほとんどコンテナですからね、 旧国鉄時代から貨物輸送の合理化が 行われています。 しかし環境問題から鉄道貨物輸送が 見直されています、佐川急便の スーパーカーゴをはじめ各運送会社 の貸し切りみたいなコンテナ列車が 走っています。これならいちいち 積みかえる必要なく目的地まで 行けますから時間短縮になっていいと 思います。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
リターダーの画像がありましたので載せておきます。 https://www.google.com/search?q=%E8%B2%A8%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC&client=firefox-b-d&sxsrf=ALeKk006IxFOyHHHojlZvtPTsFPIFQIuVw:1612428058550&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiLiZ_N6s_uAhVDNKYKHa4NBOcQ_AUoAXoECAkQAw&biw=1280&bih=579#imgrc=bTk6esfBL8W-RM 色々なタイプがありますがレールの内側から車輪を挟みこむタイプが多いですね。そのほかにも、レールの下から棒状の物が突き出て(重さがかかると沈むようになっている)、それを乗り越えることで速度を落とすタイプもあります。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
そうですね、突き放し(突放)はバラ積みの貨車などなら良いのですが、最近主流のコンテナ車などではコンテナ内の貨物に衝撃が及び破損とかを起こす可能性もありますし、コンテナ車や重量のある貨車では連結器周りにかかる衝撃による破損やトラブルの発生も懸念されるので、最近の貨車を見ると、突放禁止と書かれていることが多いですね。では、どうするかというと先の方の言われるように機関車の運転手が抜群のテクニックで行う場合もありますが、ある程度以上の貨物ターミナルではハンプという丘のように少し高くなったところまで、機関車で押し上げて、そこから先は坂を下るに任せてやる方法が取られることが多いようです。そして、最近の貨車の操車場は、見事にコンピュータによって制御されていて、どの形式の貨車がどれだけの重量の貨物を積んでいるかなどのデータが、操車場のコンピュータにすべて入力されていて、どうじに、どの貨車とどの貨車をどう言う順序でつなげて、全体の編成がどうなるかとか、どこの線路で編成するかなどのデータもすべてコンピュータに入っていて、コンピュータの指示により線路上のポイントの切り替えやリターダーというブレーキ装置の動作も、場合によっては機関車自体も無人でリモコンさ応される場合さえあります。 先ほど貨車の形式と積み荷の重さなどのデータも入力されていると書きましたが、これは先ほど出てきたリターダーの制御に必要なのですよ。リターダーというのブレーキの一種なのですが、車両側についているブレーキではありません。線路の方にブレーキが付いているのです。車輪が乗って走るレールの内側に空気圧で動くレールに沿った細長い形のブレーキシューが両側に付いていて、そのブレーキシューで車輪の内側の平らな部分をギューと抑え込むことでブレーキをかけているのです。リターダーの部分には速度を計るセンサーが付いているので、先ほどのコンピュータにあるデーターから、いま通っているのは度の貨車で重さは出れだけなのかを読みだして、ハンプの傾斜角度などから計算して、この先にある他の貨車までの距離など加味して、確実に連結できて、損傷などを起こさない最適な速度まで自動的にブレーキをかけるのです。もちろん万一に備えて操車場内には監視をする職員やが居ますし、コントロールセンターからはどの貨車がどの位置にいるかをすべて把握できる仕組みになっているので、トラブルで貨車が途中で止まってしまったり、速度超過してしまった場合には、引き込み線の手前にある非常用のリターダーが働くなどして、貨車の衝突事故などが起こら異様になっています。
- ayzm
- ベストアンサー率17% (187/1096)
今は突き放しはしないようになっています。 無線で機関車の運転手に指示を出して、スピードをコントロールしながら、貨車の入替を遣っています。
補足
>スピードをコントロールしながら というところはちょっとした職人技なんですかね? 連結の「ガッシャーン」というのは今も一緒なんですか?