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プロレスとレスリング
ほんとに素朴な疑問なのですが・・・。 オリンピック競技のレスリングとプロレスは、レスリングという名前が同じだけで全く違うスポーツなんですよね? でも、昔はプロレスもレスリングからスタートしたのですか? それとプロレスのリングは四角くて、ロープかなんか張ってあったような? レスリングはただの丸いマットで、他には何もなし。 プロレスは最初からリングでやっていたのですか? リングがないと場外乱闘!とか出来ないですよね?
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大きく言えば、アメリカと日本でのプロレスの歴史のありかたが影響しています。 アメリカは、はじめアマチュアレスリング(今回のオリンピックでもやっていた、レスリング競技、以下アマレスと呼びます)からプロレスの歴史がスタートして、はじめのうちはアマレスから発生したものとしてしっかりしたものでした。 レスリングの選手がおもにいて、たとえばルー・テーズなんて選手などがいたわけです。 今では、WWEに代表されるように、アマレスとはだいぶちがうものになってしまいましたが、根底にはレスリングがあります。最近になって、WWEも「バック・トゥ・レスリング」の方針をうちだして、レスリングへの原点回帰をはかっています。 それに対して、日本のプロレスは力道山からはじまり、相撲の地方巡業からヒントを得た興行をめざしたので、出発点から祭りの余興的な要素を大きく持っていました。 今では、その傾向がさらにつよまって、プロレスラーの中にはレスリングの経験がない選手もいる始末です。 しかし日本でも、最近ではアマレスから人材をとるようになり、オリンピック経験者や全日本選手権の覇者がいます。 プロレスとアマレスでは、まったくちがうもののように見えますが、やはり共通するものは多くあります。 タックル、押さえ込み、投げ、など、アマレスの技術はプロレスにも生かせるものであり、またそれがしっかりしていない選手は見ていてあぶなっかしいです。 長い年月で、いろいろとおまけがくっつきましたが、やはりプロレスもプロ・レスリングです。
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- TYU2004
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レスリングとプロレスの大きな違いはポイント制で勝敗が決まるってとこでしょう。 もちろん前者がポイント制です。 バックを取ったら1点、相手をローリングしたら2点とか。 ちなみに下半身への攻撃が禁止されているのは、グレコローマン式でフリースタイルは足へのタックルで相手を倒すとポイントが入ります。
お礼
今回女子選手が注目で初めてレスリングをしっかり見た気がしますが、素人目にはルールがよくわからないです。 ちょうどグレコローマンてなんだ?と夫と首を傾げていました。 判りやすく教えていただき、有難うございました。
プロレスも昔はレスリングに近いスタイルでしたが、時代の流れでショーアップされてきました。 両者の関係は水泳とシンクロみたいな物でまったく別の競技です。
お礼
なるほど。 プロレスはショーなんですね。 プロレスはアマレスよりやっている国が少ないのかな? だからオリンピックはアマレスなんでしょうね。 野球みたいにプロ軍団を~なんて事はありえないんですね。 有難うございました。
- ruru-po2
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まったく違います。 一般的にはレスリングは「アマレス」と称してプロレスと比較されます。 ルールも全く違います。 レスリング(アマレス)は下半身への攻撃は一切禁止 、相手の体制を崩すことによるポイント制、フォール(両肩をつけること)は1秒で勝ち。 プロレスは自由にルールを決めることができます。 ホントになんでもありです。 基本的には急所攻撃・凶器攻撃の禁止、場外20カウント、フォールは3カウント、ギブアップによる負け、などでしょうか? ただ、受身や身のこなしなどアマレスの基礎があってこそのプロレスなので、そういう意味では兄弟のような関係ですね。 ちなみにアマレス出身でプロレスに転向するレスラーは多いです。 72kg級代表の永田選手もプロレス団体の職員として働き、将来はプロレスラーを目指すそうです。 お兄さんもアマレス出身で現在はプロレスラーの中でもTOPをはっています。
お礼
そ~ですよね。あまりに違うのに同じような名前だなって思ったもので。 でも、アマレス(?)もプロレスラーは出来るのかな? みなさん、大きいから体重制限があるから無理でしょうね。 有難うございました。
お礼
なるほど。日本のプロレスは初めから今のようなスタイルだったということですね。 ただ、基本的なスタイルはアマレスからとっている。 そう考えたら、私のなかにあるプロレスに対する偏見がなくなってきたようです。 今度はスポーツとして一度みてみようと思います。 有難うございました。