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無尾類であるカエルの幼生(オタマジャクシ)が成体になる過程は一般に… - 卵→オタマジャクシ→後足が生える→前足が生える→尻尾が無くなる→カエル ~という過程をたどります。この変化の過程の中で水の中で暮らしていたオタマジャクシの外見だけで無く、体の中でも大変化が起きて完全に別の生物として生まれ変わります。具体的にはオタマジャクシ時代は魚と同じ様に水中で生活するため、鰓(エラ)で水中の酸素を取り込んで呼吸する「鰓呼吸」をしています。 これが手足が生えて来て見た目も親のカエルと同じ様になって来ると、体内の内蔵自体が変化してエラが無くなり、代わりに人間と同じ様な肺が出来上がって来ます。そしてこの肺を使って空気を吸い込んで空気中の酸素を取り入れて呼吸する「肺呼吸」に変化します。 人間は水の中では一瞬たりとも呼吸出来ない様に、カエルも水の中では普通に窒息して死んでしまいます。カエルは泳ぎは上手いですが、水の中に潜る時は人間と同じ様に息を止めて潜っているに過ぎません。なので息が続か無くなった時点で溺れて死んでしまいます。 なので今後も毎日の観察を欠かさずにオタマジャクシの変化を注意して見守り続けてください。とりあえず「後足が生えて来た」のを確認出来たら、大体その1週間後にはカエルになりますので、溺れ死なない様に陸地を作ってあげてください。水面より1cmくらい陸地部分が上がるくらいが良いですかね。素材は何でもいいです。レンガとか植木鉢とか。 P.S. カエルになったら完全に肉食性になり、しかもカエルは目の前で動く獲物しか食べなくなるので、そうなったカエルを初心者が飼育して行く事はほぼ不可能です。 画像から推測するにダルマガエルか何かだと思いますが…毎日、カエルの食べられるサイズの小さな昆虫を生きたままで用意出来ますか?無理ですよね。専門にカエル類を飼育しているブリーダーみたいな人達は事前に餌用の昆虫も別に飼育して、カエルが大きく成長して行くのに合わせてサイズ別に毎日、ちゃんと動く新鮮な生きた昆虫を用意出来る様にしています。 まあそういう訳ですので名残惜しいとは思いますが、前足が生え揃った段階でオタマジャクシを捕まえて来た元居た場所に帰してあげるのが良いと思います。
お礼
ありがとうございます! 難しいんですね、、、