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プロ野球チームの経営
各球団で色んなもめ事があって居るようですが。 球団のオーナーとは一人と言うか、一社だけで行わなければならないものなのでしょうか。 財政的に苦しいのなら、A社とB社、または複数の会社なり、経営者で運営すれば良いのじゃないか?と、単純に思ったのですが。
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良いアイデアをお持ちとは思うのですが、残念ながら日本でのプロ野球を取り巻く環境には合いそうにありません。 アメリカ・メジャーリーグと違って、日本のプロ野球は企業の宣伝活動の一環として位置づけられてきました。 チーム名に必ず企業名が入るのは、そのためです。 唯一、胸を張って市民球団だと言えるのは、昔の 「広島カープ」 だけだと思います。 ここだけはチーム名に企業名が入りませんでした。 球団存亡の危機を救ったのは、広島市民の募金活動だったようです。 それでも昭和43年から、東洋工業の実質的支援を受けるようになり、チーム名も 「広島東洋カープ」 と変更されました。 このように、日本のプロ野球は企業の広告塔という位置づけから脱却できない体質があるため、複数の企業で運営する、という事も不可能になるわけです。 オーナー企業とすれば、選手の売買から、人事権まで全て好きなように管理し、会社にとっていい宣伝材料にしたいでしょうからね。 また、プロ野球規則に、チーム名に2社の企業名を入れていいかという問題もあるかな、と思います。 一方、メジャーリーグのチーム名には、特定の企業名は入りませんよね。 これはアメリカのNFL (アメ・フト) も同じです。 多分、他のプロ・スポーツも同じだと思います。 チームは地元市民のもの、という意識がとても強いのでしょうね。 日本では無理かな ・・・
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- senrioka
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辞書で「オーナー」を引くと「会社などの所有者、とくにプロ野球球団所有者」とあります。一般にはほかに車、船、住居、競走馬などの持ち主の意味で使われている。会社のトップでも創業者やその一族、あるいは絶対的な権力を誇る者が「オーナー」と呼ばれ、サラリーマンから出世した社長は「オーナー」とは呼ばれません。 ところが野球界での「オーナー」というのは若干意味が異なり、明確な定義があります。野球協約20条にはオーナーの定義として「球団の役員で当該球団からオーナーとして届けられた者」とある。渡辺恒雄読売グループ本社会長が巨人軍オーナーを辞職しましたが、すでに阪神、ダイエー、日本ハム、近鉄で親会社のトップ以外の者がオーナーを務めています。阪神・久万氏は相談役ですが、電鉄本社に強い影響力を持つといわれていることから例外となるが、実質12球団中4球団が本社から“オーナー職” として任命されている状況となっています。 一方、プロ野球球団の所有者という視点で見た場合、それが株式会社である以上一義的には“株主”ということになります。で、複数の株主から構成されている球団がないのかといえば、それはあります。横浜の資本の3割はニッポン放送、ヤクルトの2割はフジテレビが所有し、3年前にニッポン放送が横浜買収に動いた際に同じフジサンケイグループのフジテレビがヤクルト株を所持していることが問題になり、結局白紙撤回(第3株主だったTBSがマルハから横浜を買収することで決着)となりました。また、今季から北海道に本拠を移転した日本ハムも、北海道の有力企業に第三者割当増資を募り、2割ほどの出資を得ています。ただ、これらの企業は「名前出し」の代わりに放映権や球団誘致といった代償を得ているわけで、全くの黒子に徹しているわけではありません。また、出資する以上はその出資比率に応じた経営責任が生じます。経営資源を投ずるだけのメリットがなければ赤字企業を抱え込むわけにはいかないのです。
- yuichandesu
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どうも球団というものを勘違いされているようですね。 例えば巨人を例に挙げますと、巨人というプロ野球の球団は、株式会社読売巨人軍という一つの会社です。 プロ野球のオーナーというのは、球団、つまり株式会社読売巨人軍から届けられたものがなると決まっていますので、一人ということになります。