洗剤でコロナウイルスは不活化しますか

質問

界面活性剤に弱いと聞きましたが普通の洗剤にも同じ作用があると思います。マスクを洗った後、洗剤が少しでも残っている方がこういうマスクを着用で感染予防になるでしょうか。

回答No.7

roadhead · ベストアンサー

基本的に付着した菌やウイルスを洗い流す事が目的での洗剤の使用になります。
殺菌力の強い洗剤の使用目的も同様です。
洗った後のモノを殺菌するには太陽光にさらすことが最も有効な手段となります。
太陽光に晒すと２分で死滅すると言う報告があります。

お礼

煮沸でもよいのでしょうね。

回答No.9

HAL2（@HALTWO）

A No.8 HALTWO です。

不活性化と言わずに「消毒」と言えば良かったですね(^_^;)。
Virus は Latin 語で「毒」のことですので……
一方、菌は英語で Bacteria とか Germ 等と言います。

日本では「ウィルスとバクテリア」の違いは朧気に理解できるものの「ウィルスと菌」を混同してしまう人が多いですね。……Web でも誤訳しているものが見受けられますし。

Virus を生物に含めるか否かは賛否両論でして Virus は「自己増殖、Energy 変換、自他の隔離境界」という生物の定義要素を 1 つしか満足できませんので、私は Bacteria から人までを生物としています。

お礼

ウイルスは宿主細胞の中を環境としている生物ですが、ウイルス粒子は環境条件が悪くなったので、脱出した姿という説があります。ウイルス粒子は本来の姿ではないことを忘れた錯覚でウイルスを生物でないという人がほとんどなのではないでしょうか。

回答No.8

HAL2（@HALTWO）

先ず押さえておいて戴きたいのは「Virus は生物ではないので死滅するという言い方はできない」ことです。
Virus は細菌等の菌類 (これは生物) ではありませんので「Virus を殺菌する」という概念も誤りです。

Virus という言葉は「毒液」を意味する Latin 語である Virus が源となっており「生物ではないけれど、生物 (細胞) がこれに塗れると正常な活動ができなくなるばかりか細胞自体が感染力を持つ毒液 (Virus) 内包物質を生産し始める」ことから Bacteria (細菌) とは根本的に異なるものとされています。

さて Virus は強靱な細胞膜を持たず、Envelope と呼ばれる極薄の二重脂膜で覆われています。
Envelope の内側には Capsid と呼ばれる蛋白質の薄い殻があり、Capsid の中に毒素となる核酸遺伝子が包み込まれています。

Envelope 脂膜は Virus 本来の生成物ではなく、宿主の細胞に由来するものですので、人から排出された Virus の Envelope 部は人の細胞と親和性を持ち、簡単に付着融合して Capsid 内部の毒素を感染者の細胞に送り込みます。
……人以外の動物から排出された Virus は人由来の Envelope を持っているわけではないので人への感染力は殆ど全くありません……極々希に人に感染したものは人由来の Envelope を持って拡散しますので、これが豚等から人に感染して人同士で感染する種に突然変異した Virus 等になるわけです。

でも Envelope 膜は脂の膜ですので、石鹸等の界面活性剤で簡単に分解されてしまい、Envelope 膜を失った Virus はもはや人の細胞に付着しても Capsid 内部の毒素を相手に注入する機能を失っていますので毒素を感染させる事ができません。

従って Virus が付着した皮膚や Mask を石鹸等の界面活性剤を使って洗えば Virus は毒素感染力を失った「不活性」状態となって洗い流されてしまう事になりますので「Virus を死滅させる」のではなく「Virus を不活性化する」事になります。

界面活性剤を染み込ませた Mask は界面活性剤で覆われた繊維に Virus が衝突すれば Virus が不活性化するものの、Mask の繊維をすり抜けた Virus には何の影響も及ぼしませんので Virus 防御力が向上するわけではありません。

市販 Mask を医療用の N95 Mask と同等の性能に改造することは難しい事ではありません。

下記参考 URL の Page では 600 TPI (縦糸と横糸の合計が 1inch 四方に 600 本ある) 起毛綿と Silk (絹) を組み合わせて隙間を生まない Mask を作れば 医療用 N95 規格 Mask と同等以上の性能を持つ Mask になる事が実験 Data で示されています。

そこで作ってみたのが下写真の Mask です。

作ったと言っても 80TPI ぐらいの綿手拭いと絹製 Pocket Chief (Suit の胸 Pocket に飾る布) 及び￥980 で買った布 (綿) Mask を重ねて布 Mask の耳紐に他の布を折り畳んだだけのもので、綿手拭いの鼻及び顎部分の内側には使い捨て紙 Mask から切り取った針金部を Surgical Tape で貼り付けています。

幸い布 Mask は 600TPI 近い高密度綿地を毛羽立てた Flannel 地を 2 枚重ねにしたものだったので、これだけでも高い性能があるのですが、Pocket Chief を折り畳んで 3 重の絹地としたものに加えて 80TPI 程しかないながらも折り畳んで 4 重になった綿手拭いが鼻当てと顎当ての針金で鼻や頬との間に隙間を作る事無く密着してくれますので、下記参考 URL Page の 600TPI Cotton + Silk を上回る性能を期待できます。

まだアベノマスクが来ないので作ってしまったのですが、布 Mask 部分はアベノマスクでも充分だろうと思います。

Pocket Chief は男性衣料品店の Necktie 売り場付近で￥1,000 弱で売っている筈ですし、綿手拭いは好みの柄を選んでも￥500 ぐらいでしょう。……使い捨て紙 Mask の鼻当て及び顎当て針金部を鋏で切り出して再利用するのが Point です。

外側の手拭いは上下端から中央横線に向かって山折り、ひっくり返して再び上下から中央横線に向かって山折り、ひっくり返して左右端から中央縦線に向かって山折りするだけで良く、折り目の位置を変えれば自由に Size を調整できますので間に挟む絹の Pocket Chief と共に鼻や頬との間に隙間を作らない大きさと形状にすることが可能です。

因みに絹の Pocket Chief は下記参考 URL Page に紹介されている Chiffon 生地に勝るとも劣らぬ Virus 防御性能を示しているのですが、これは Chiffon 生地や絹地は静電気を帯びやすい事から帯電した繊維間を微粒子が通り抜けようとする際に静電気によって繊維に引き寄せられてしまうからのようで、界面活性剤を染み込ませた布なんかよりも遙かに Virus 防御力が高いと言えます……細かく毛羽立てた Flannel Cotton 地や Chiffon 及び絹地の性能が高いのは繊維に貼り付いた Virus が目に見えない程細かい凸凹や毛羽立ちがある繊維表面に捉えられ、時間経過と共に脂質 Envelope がパッチンと破壊されてしまう事によります。

布 Mask と各生地は帰宅時に手と顔を洗う際に一緒に石鹸で洗い、干しておけば翌朝にはちゃんと乾いていますので、2 Set もあれば半年以上使い回せる筈です。

アベノマスクを Base にすれば 1 枚￥1,500 程度、周囲を縫った女房手作り Mask とはいかないけれどダサイ無地 Mask ではなく、個性を出せる柄 Mask で医療用 N95 に引けを取らぬ高性能 Mask を手作りしてみませんか？……一度作ったら 2 回目の使用時に組み立てる時間は 30 秒もかかりませんよ(^_^)/

参考URL：

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsnano.0c03252

お礼

不活化という言葉を使っておりますが、ウイルスも生物です。ウイルス粒子はウイルスの本来の姿ではないのでしょう。ウイルス粒子を本来の姿と考えるとウイルスは生物でないと言いたくなるのはよくわかります。マスクには興味があります。しっかりとご教示を読ませていただきます。

回答No.6

dragon-man

多少はなるかも知れませんね。でも気休め程度でしょう。マスクはそもそも感染防御効果はありません。感染者が人に移さないためのものです。

回答No.5

kon555

>>普通に洗ったものでも効果がある
　はい「洗う事でウイルスを死滅させる」事はできます。それは正しいです。
　しかし「洗剤が少しでも残っている」状態にはメリットがありません。肌荒れその他のリスクを上げるだけの行為です。

　コロナの防疫に意味があるかについては、厳密に言えば諸々の検証などが行われないと断言はできませんが、そもそもマスクの目の細かさではウイルスは素通りしますので、そこに洗剤があるかないかで何かが変化する可能性は極めて低いです。
　再利用可能なタイプのマスクが大前提ですが、しっかり洗って、しっかりすすぎましょう。それが一番効果的です。

お礼

人に移さない効果はあるでしょうが、自分ではわからないでしょうから、全員マスクしろというのも正しいですね。

回答No.4

KoalaGold

再回答です。

洗剤で洗えば付着したウィルスとか他の菌も落ちます。消毒ではないけれど落ちます。乾燥させることで残留した菌も死滅します。紫外線を当てればさらに効果あります。

ただ、洗剤を残さないようよく濯いでください。洗剤は洗うためのものです。マスクにスプレーしたり染み込ませて使うものではありません。

お礼

おッしゃる通りだと思います、

回答No.3

kon555

「界面活性剤に弱い」というのは正確な表現ではありません。
　そもそも界面活性剤は水にも油にも混ざりやすいため、本来は混ざらない両者を混ぜる働きがあります。それによってお皿の油を綺麗にしたりするわけです。
https://www.kao.com/jp/qa_cate/clothcleanser_04_02.html

　今回のコロナウイルスとかインフルエンザウイルスは、人間の皮膚が脂で出来ているようなものと考えて下さい。普通は水と脂はそうそう混ざらないため、ウイルスは水分があっても生存できます(むしろ完全に乾燥すると死ぬ)。
　しかしこの脂＝皮膚が水に溶けてしまうため、界面活性剤で洗浄するとウイルスが死滅します。またそもそも洗い流す事によりウイルス自体を除去できます。
　つまり界面活性剤だけでは意味が薄いんです。もしかしたら効果があるかもしれないですが、無い可能性も高い。

　では洗剤と水分が残っているとどうかというと、こういう洗剤に弱いタイプのウイルスに対しては効果があるでしょうが、洗剤に強い別タイプのウイルスや菌はとても繁殖しやすくなります。
　また洗剤が残っていると皮膚荒れにも繋がりますし、それを吸引する事についての安全性はメーカーでも検証確認されていないためリスクがあります。

　結論として、マスクに洗剤を残留させるのは百害あって一利ない行為です。やめましょう。

お礼

普通に洗ったものでも効果があるのではと思いました。

回答No.2

kimamaoyaji

＞洗剤でコロナウイルスは不活化しますか
不活性化するという事実は出ていませんから、不活性化しないと考えるべきだと思います、ただし、洗い流す手助けにはなると思います。
＞マスクを着用で感染予防になる
厳密には予防に鳴りません、マスクの網目よりウイルスの方が1/10位小さい（100ナノメーター（1/1000万メートル＝1／10万ミリ）ので通り抜けますが、気を使うという精神面では効果はあります。
また感染している人の飛沫を外に出さないという効果はあります。
感染予防はN95，DS2と言う医療用のレスピーターと呼ばれるマスクだけですが、装着、脱着に訓練が必要で（なれない場合は専用のテスター機器が必要）、一般の人が装着してもその効果は発揮できない場合が多いです（防護装備も合わせて必要なため）。

お礼

しないよりはした方が効果があるのではと思いました。

回答No.1

KoalaGold

界面活性剤を残したままでは肌がかぶれます。

界面活性剤は脂肪を溶解します。それでコロナウィルスの脂質を溶かして死滅させるのですが、人体の細胞壁もしっかり閉じられているものが細胞壁を開けてしまうために他の菌が侵入しやすくなります。

マスクを熱湯と洗剤で押し洗い、そこまでで充分ですので、よくゆすいで乾いたタオルで水分を押し出して脱水し、吊るして乾燥させます。

アルコールや除菌剤をマスクにかけて使う人がいるかもしれませんが、どんな薬剤も自分の肌を傷めると思ってください。また乾燥してしまうためにウィルスそのものには効果ないと思います。

界面活性剤、その他の薬剤は液体という形で有効です。固形石鹸や洗剤の現役では泡たたず、汚れも綺麗になりません。水で薄めて有効です。除菌アルコールも100％では効果がなく、70％に薄めることで有効になります。

マスクにつけたものが肌を傷めるのは肌の水分で触れた部分だけ液体化するからです。

お礼

普通に洗ったものでも少しは効果がないでしょうか。