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【国際与信残高ってなんですか?】日本が世界一の国際
【国際与信残高ってなんですか?】日本が世界一の国際与信残高保有国だそうです。 これって良いことなんですか?アメリカを軽く抜いてます。
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国際間の与信の残高…です。 難しいのは「与信」だけだと思いますが、現金の貸付、貸付枠、支払保証枠などの合計です。ザックリ言えば、融資枠と言ったらいいですかね。 例えばA国やA国の企業がJRから新幹線・その制度を導入したいがカネがない、という場合、日本の政府や銀行が直接的に必要額を貸す(その金はJRに新幹線の代金として戻ってくる)場合もありますし、JRに「日本政府(日本の銀行)がA国(の企業)の支払に関して連帯保証する」と約束する場合もあります。そういうものの合計が「国際与信」ですね。 残高は残高です。銀行口座の残高と同じです。 つまり、国際与信残高が多いということは、外国にいっぱいお金を貸しているという意味です。世界一の債権国だという意味ですから、良いことです。 「だから、日本政府がどれほど国債を発行して借金しても問題ないのだ」と言い張る評論家もいます。 が、相手国や相手国企業が貧乏だと、返還してもらえないこともありますし、すぐ返せと言えるものではないので、手放しで喜んでばかりはいられません。返せと言ったら大騒ぎになるでしょう。国債発行は抑えた方が良いと思います。 ところで、私は内容を吟味したことがないのでまったく余談ですが、アメリカがやっている無償軍事援助などを貸付(与信)に加えると、たぶん日本より多いんじゃないかと思います。 それと、日本政府は中国のように「返せないなら港を100年間自由に使わせろ」などと言えない国です。言ったら日本国内から反対の声が出るでしょう。なので、半分くらいは貸し倒れて、実質的な国際与信残高は統計の半額程度だ考えておくべきなんじゃないか、と思っています。 例えば、「韓国がデフォルト」なんてことになったら韓国への与信の大半はもどってきませんからね、予言しておきますが。「だから通貨スワップしたほうがいいですよ」と恩着せがましく韓国は日本に勧告しているわけです。貸し出している銀行や企業はどうすんだか。
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ありがとう