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大企業が潰れそうな時銀行が支えるのはなぜか
コロナ不況で、倒産する企業がちらほら出て来ますが、「トヨタなどの大企業が潰れそうな時は銀行が支えて絶対に潰さない」との経済学者のコメントを見ました。 それはなぜなのでしょうか? 従業員数が多いから、倒産したら一気に失業保険をもらう人が増え、日本経済にさらにダメージがあるからでしょうか? 理由を教えて下さい
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理由としては幾つかありますが、1つは「回収できるから」ですね。 元々経営基盤が弱く、利益構造が脆弱な中小企業などは、仮に外部からの手助けにより一時的に危機を乗り切ったとしても投資分を回収出来るとは限りません。こうなると助けた側は丸損です。 しかし大手企業になると、こうした世界的なトラブル等で一時的に危機になる事はあっても、それを乗り越えさえすれば回収は見込めます。また不動産含めた資産等も保有していますので、回収し損ねる事はあまり気にしなくて大丈夫です。 よって、大企業ほど銀行としては助けやすい事になります。 次に、大企業が倒れてしまうとその系列や子会社、あるいはその大企業からの仕事がメインになっていた中小企業なども共倒れするケースが多々あります(連鎖倒産、などと呼びます)。 こうなると銀行としては大打撃です。それよりは倒れかけた大会社を支えた方が「マシ」という判断が入る事もあります。 要は日本経済云々、というような大きなレベルというよりも、単に自分達が得をするから、あるいは損をしないように、という資本主義的な立ち回りの結果です。
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- dragon-man
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銀行の貸し手がいなくなるからです。銀行は貸してナンボの商売です。
お礼
ありがとうございます!
- DEN1010
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潰せない理由は、ご質問の通りです。 大企業には、金融機関が大量に融資しています。 金融機関<生命保険会社を含む>が大株主になっています。 そうすると、金融危機がになってしまうので、 金融機関には、国が大量に資金投入して支えました。 しかし、弱小な信用組合は破綻して、組合員の組合出資金は蒸発しました。 日本航空が潰れた時、国が支援したので、CAさんに嫌味を言ってくるおじさんが居るようです。
お礼
ありがとうございます!
- tzd78886
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多くの場合、銀行はその会社の大株主になっていたり金を貸し出したりしています。その会社が倒産してしまうとその多くを回収ができなくなり、大損害を被るのです。従って復活できる見込みがあるのであれば支えます。
お礼
ありがとうございます!
お礼
なるほど、かなり分かりやすかったです!ありがとうございます