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一律10万円給付をどう思う?

一律10万円給付をどう思う?

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  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1513/3683)
回答No.2

今回の一律10万円支給策は「より早く支給できるなら30万円支給策よりはまし」だと思います。現在のように生活に困窮する人が急増する「緊急事態」には、「平時」のように巧遅(時間がかかってもいいから最善の策をとる)はかえって不適切で、拙速(うまくないかもしれないが短時間でカタが付く策をとる)を選ぶほかありません。これは、消費拡大策でも景気浮揚策でもなく、ウイルスとの戦いの一部としての生活困窮者の支援策なので「兵は拙速を尊ぶ」からです。 何らかの支給条件を設定すれば、日本のお役所の仕事の進め方では、「本当に困窮していることを示す書類を添付して申請」→「本当に困窮しているか役所で審査・承認」→「支給」というような流れになるでしょうから、申請する人と役所の双方に手間と時間がかかってしまいます。 一律支給にすれば、受給者の申請に基づく方式を採用しても、少なくとも「本当に困窮していることを示す書類を添付して」という部分と「本当に困窮しているか役所で審査」という部分がないだけ、時間を短縮できます。 「轍鮒の急」という言葉が「老子」にあります。車が通った後の轍にできた水たまりで苦しんでいたフナが老子に「水が干上がってしまうから水をくれ」と言いました。老子はしばらく待っていれば長江の水をたっぷり与えようと答えました。するとフナは、「それじゃ間に合わない、干物になってしまう」と怒ったというたとえ話です。フナに必要だったのは干上がらないだけの水であって、大河の大量の水ではなかったのです。 別の見方をすれば、雨が降ればよかったのです。今は「轍鮒の急」を救うために雨を降らせようとしているのです。雨はフナがいる轍以外のところにも降ることは最初から分かっていますが、いちいちフナのいる轍を探していたのでは間に合わないということです。 事態の進展次第では、これだけでなく第2弾、第3弾が必要となるでしょう。その際には一律ではなく「ピンポイント」で実施することが有力な選択肢となります。もちろん今回も、「自分には必要ない」と考える人はもらわなければよいのです。

  • himano
  • ベストアンサー率32% (62/192)
回答No.1

安部政権が支持率UPのための愚策としか思えません。 まだ、消費税を5%に下げたほうが、消費拡大につながると思いますが。

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