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卸売と商社って、どのように違うのでしょうか?
卸売と商社って、どのように違うのでしょうか?
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現実的な面では卸売と言うと定番の商品をメーカーから定期で仕入れておなじみの小売店に定期的に納品する。というようなイメージ。 例えばビールとか酒類メーカーの「帳合先」(ここからしか買えない)という奴ですね。 商社はどちらかといえばメーカーの側を得意先として、メーカーが必要な資材を海外から仕入れてくるという仕事です。 こういう中継ぎの会社がなければもっと安く仕入れられるじゃん、ということを小売りは考えてしまうわけで、西友=ウォルマートのグローバルプロキュアメントがそうですが、小売には企画デザインができないとか、国ごとにスタンダートが違って(ベッドのサイズが違うとか、食品の味覚が違うとか、季節のシーズンが違うとか)同じものを同時に大量に作って世界中のストアで仕入れるなんて言うのは絵に描いたモチ、とか問題点もあるようですよ。 日本なんて特に契約書を作らずに、「商品を絶対切らすな、でもシーズン終わりに売れ残っても引き取りはしない。自分で処分しろ。」なんていう超無責任仕入れが慣例である小売市場では「中間クッション役」がどうしても必要になってくるんですね。
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- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2015/6674)
1、すごい話では中国に日本製の原子力発電所を作らせる、なんていうプロジェクトがあって、政府の工作に始まり、道路とか港とかを作るような仕事から30年がかりで進めるような仕事もあります。 2、M社はメーカーになります。ファブレスメーカーです。 自社工場だろうが外注工場であろうが作らせて洗濯ネームに自分の名前を入れるのがメーカーの立場。
お礼
1. のような大きな事業は、商社ならではですね。ファブレスメーカーというものがあるのですね!
- f272
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#1です。 例えば海外から天然ガスを仕入れて電力会社に売ることを考えると, 1.海外から調達ですから輸入ですね。 2.天然ガス田に投資をしてその生産物を受けとるなんてこともします。そのための資金調達をするのは金融機能のひとつです。 3.どこで天然ガス田が売りに出ているかを海外駐在している従業員が見つけてきます。情報収集ですね。
お礼
とても分かりやすい説明、ありがとうございます。
- f272
- ベストアンサー率46% (8467/18126)
商社は卸売業の形態のひとつであり,通常の卸売りと比較して特徴的なのこととして,海外貿易の比率が高い,金融の機能がある,情報収集伝達を得意とするなどがある。
お礼
お返事、ありがとうございます。 卸売という産業の中に商社があるということですね。 金融機能や情報収集・伝達とは、例えばどんなものですか。
お礼
イメージがわいてきました。ありがとうございます!ただ、もう少々気になる点がありまして、 1. 卸売と商社は、それぞれコツコツと中長期的に取り組める人に向いている業界ですか? 2. 一般消費者向けでない物を卸している場合もありますよね。M 社は病院向けに衣類を企画しています。それをもとにグループ会社の工場で商品が作られ、M社がリネンの卸業者に販売し、最終的にはこちらから病院に供給されます。この場合、M社は卸売業に含まれるんですか? 実名(社名)は控えさせて頂きます。